錦織圭試合結果速報!

グランドスラム制覇、世界ランキング1位を目指して、世界の舞台で活躍する日本テニス界のスター錦織圭選手の試合やニュースを随時速報していきます。

ウィンブルドン2016マイケルチャンから見た錦織圭 全米オープンが五輪よりも大事?

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マイケルチャンから見た錦織圭とは

 

 

ウィンブルドン2016の4回戦。

 

錦織は、宿敵のチリッチ戦に左脇腹の痛みを抱えながら出場するも、

 

マイケル・チャンコーチや、ダンテ・ボッティーニコーチに促され、

 

棄権を決断。

 

結果、今年も自身初のベスト8以上の記録を残すことはありませんでした。

 

マイケルチャンコーチは試合後のインタビューで、

 

錦織に対してこんなことを言っていました。

 

「ハーレ(ウインブルドン開幕の2週間前に行なわれた前哨戦)で

 

左脇腹を痛めましたが、数日少し休んで、かなりよくはなったんです。

 

ただその後、また痛めてしまった。

 

圭は、芝でもいいプレーをしていました。

 

だからこそ、4回戦はタフな相手(チリッチ)でしたが、それでもトライした。

 

トライした結果、試合中によくなるというのは、テニスではあることなんです。

 

ただ今回に関しては、それが無理なのは明白でした」

 

錦織は、前哨戦だったゲリーウェバー2回戦前に左脇腹を痛めて棄権した後に、

 

また左脇腹を痛めていたんですね。

 

確かに錦織も、ウィンブルドン開幕前のインタビューで、

 

左脇腹の痛みも100%に近い状態で治ってきていると言っていましたよね。

 

その後また痛めてしまったというのは、練習中の時なのか、試合中の時なのかは

 

わかりませんが、やはりグランドスラムは5セットマッチですから、

 

どうしても3時間前後の長時間になる試合が多いということで、

 

良くなってきていたケガも、悪化してしまうなんてことはあるんでしょうね。

 

ましてや、滑りやすい芝のコートです。

 

更に、錦織の試合は今回、雨での中断や延期がかなりありました。

 

それによって救われた部分もあれば、集中力の持っていき方などで、

 

逆にストレスになっていた部分もあったようですから、

 

そういうことも含めて、フィジカルに影響があった可能性も、

 

否定できなかったと思います。

 

チャンコーチは続けて、チリッチ戦で錦織にこんな言葉を掛けたそうです。

 

「圭には、『もう十分にやった。もうやめよう』と言いました。

 

このままプレーを続けても、

 

チリッチに勝てるレベルにないことは明らかでしたから。

 

この後の長い夏のことを考えると、

 

ケガを悪化させることが一番心配だったんです。

 

最後は、圭も納得していました。

 

ただ試合の前には、僕は圭に、棄権を勧めることはしませんでした。

 

彼にチャンスを与えたかったし、

 

1~3回戦も痛みのなかでプレーを続けて、結果的に勝つことができました。

 

ですが4回戦に関しては、それは起きないと感じたので、

 

棄権するように言ったんです」

 

錦織は、コーチらにいわゆるタオルを投げられたということですね。

 

でも、4回戦での戦いは全く試合になってなかったですし、

 

これからのことを考えても、不本意ではあったでしょうが、ここで棄権という選択は

 

最善だったと思います。 

 

現在のチームKのメンバーとは

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<Team K>

プレーヤー : 錦織圭

トーナメントコーチ : マイケル・チャン

帯同コーチ : ダンテ・ボッティーニ

栄養&トレーナー : 中尾公一

マネージャー&コーディネーター : オリバー・ヴァン・リンドンク

ストレングス&コンディショニングトレーナー : ロビー大橋

  

 

現在錦織には、『Team K』という錦織がATPツアーで活躍するために、

 

常に指導やサポートなどをしてくれるメンバーがいるのですが、

 

それは、いわゆる“スーパーコーチ”と呼ばれるマイケル・チャンを始め、

 

ツアーコーチでもあるダンテ・ボッティーニ

 

身体のケアを担当してくれている、トレーナーの中尾公一

 

マネジャー兼コーディネーター担当のオリバー・ヴァン・リンドンク

 

そして今年の4月から、

 

新たに“ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト”として、

 

メンバーに名を連ねた、トレーナーのロビー・大橋が、

 

チームとなって、錦織の全面サポートをしてくれているとのこと。

 

そしてそのチームメンバーは、それぞれに役割や、

 

錦織と過ごす時間にも差があるとのこと。

 

「僕らは常に全員が、情報を共有するようにしています。

 

ナカオは圭のことを長く知っているし、すべての大会に帯同している。

 

ロビーはいくつかの大会に帯同し、

 

そのなかでフィジカルのレベルを上げる戦略を立てています。

 

実際に圭のフィジカルは向上し、2014年以降、毎年よくなっています。

 

もちろん、まだパーフェクトではないけれど、それは改善の余地があるということ。

 

トレーニングブロック(年に数回定期的に設けるトレーニング期)では、

 

僕の元トレーナーであるケン・マツダも加わっています。

 

すべてのスタッフがハイレベルであり、仕事に全力で打ちこんでいる。

 

今のテニス界では、テニスの技術と同じくらい

 

フィジカルの重要性が上がっているので、これからも強化は続けていきます」

 

チャンコーチはこのように述べています。

 

 

チャンとボッティーニ、コーチ2人の役割とは

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チャンコーチ曰く、チャンとボッティーニの両コーチには、

 

明確な役割分担があると言います。

 

チャンコーチの役割とは、かつては細かい技術指導が中心でしたが、

 

現在は、戦術面のアドバイスが主な仕事とのこと。

 

「僕に関していえば、家族のこともあるので、フルにツアー帯同はできせん。

 

でも、ダンテがすべての大会に行き、すべての試合を見ている。

 

僕が圭を直接見るのはトレーニングブロックと、4つのグランドスラム

 

そしていくつかのツアー大会になります。

 

ダンテと僕は、非常にうまくいっていますよ。

 

ダンテとは毎日、相談しています。

 

僕は帯同できないときも圭の試合をテレビで見て、圭とダンテの両方と、

 

試合前や後に戦術面の話し合いを持っています」

 

やはりチャンコーチは、昨年生まれたばかりのお子さんもいますし、

 

家族を大事にする信条は崩さず、それでも錦織のツアーに帯同できない時も、

 

しっかり錦織の試合を観戦し、ボッティーニコーチとも、

 

綿密なコミュニケーションを取っていたのですね。

 

錦織の試合にすべて帯同しているボッティーニコーチは、錦織にとっても、

 

非常に心強い大事な存在でしょうし、毎試合は帯同できなくても、

 

トップ選手だったチャンコーチでしかわからない戦術面や、

 

メンタル面などの役に立つアドバイスは、絶対有益な情報になると思うので、

 

この2人のコーチの存在は、錦織にとって、とても大きな存在なんだろうと思います。

 

 

レジェンドコーチ・ブームについて

 

 

最近、レジェンドブームというか、かつてのトップだった選手を、

 

自分のコーチに迎えるという選手が増えてきています。

 

例えば、ジョコビッチは、元世界NO.1のボリス・ベッカーを。

 

マレーも、元世界NO.1のイワン・レンドルを。

 

そして今回ウィンブルドン前に、

 

ラオニッチも、元世界NO.1のジョン・マッケンローをコーチに迎えましたね。

 

そういった現状を、チャンコーチは実際どう見ているのでしょうか。

 

「最近は多くの選手たちが、元トップ選手をコーチとして探しています。

 

それは選手たちが、『小さいけれど決定的な何か』を求めているからでしょう。

 

経験豊富な元選手とツアーを回ることは、それだけでメリットがあると思います。

 

グランドスラムで戦ったり、決勝戦のプレッシャーを経験したことのない人には、

 

それを克服する術(すべ)を教えるのは難しいでしょう。

 

だからこそ多くの選手が、“少しの違いを与えてくれる存在”を求めている。

 

技術、メンタル、経験……それらすべてにおいて、元トップ選手は助けになると思います」

 

確かに、技術面やメンタル面、そして何よりも厳しいツアーを経て、

 

トップになった経験というのは、現役選手にとって、

 

とても大事なアドバイスになるでしょうし、有益な情報にもなり得ますよね。

 

 

オリンピックよりも全米オープンが最優先?!

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さて、これから迎える熱く暑い夏のハードコートシーズン。

 

そして今年の8月は、4年に1度のリオオリンピックも控えています。

 

錦織がこの夏を乗り越えるために、チャンコーチとしてはどう考えているのでしょうか。

 

「まずは、ケガを治すことが最優先です。

 

カナダ・オープン、リオ・オリンピック、シンシナティ・マスターズと

 

大きな大会が続き、そして1週間あけてUSオープン。

 

これは、とてもタフなスケジュールです。

 

実際、オリンピックの年は常に厳しいんですよ。

 

だからこそ、ケガには何より気をつけなくてはいけません。

 

圭はハードコートをもっとも得意としているので、

 

チャンスは当然、大きくなる。

 

ニューヨーク(全米オープン会場)によい状態で入ることを、

 

最優先に考えなくてはいけません」

 

厳しいこれからの夏のシーズン。

 

錦織にとっては、何を最優先にしていかなければいけないのでしょうか。

 

オリンピックも日本の日の丸を背負い戦うことは、デビスカップで戦う試合よりも重く、

 

注目度が半端なく高い戦いになります。

 

そして毎回デビスカップでモチベーションが上がり、

 

気持ちを高めてくれると言っていた錦織。

 

オリンピックでは、確かに相当なプレッシャーもあるでしょうが、

 

モチベーションという意味では、デビスカップよりも上がることは間違いないでしょう。

 

ただ、トップ選手に課されている前後に行われるマスターズの試合。

 

そしてオリンピック後に行われる、全米オープンの試合スケジュールを考えると、

 

現在のフィジカル面でオリンピックに出場することが、

 

錦織にとって、本当に最善で最良の選択なのかなとも思います。

 

一部の選手は、オリンピック出場を早々に辞退している選手もいます。

 

それでもまずは早く、左脇腹痛を治すことが確かに最優先ですし、

 

それを踏まえて、一番最善の選択を、錦織とチームKにはして頂きたい。

 

そして今年も、熱い暑い夏のハードコートシーズンが始まるわけですが、

 

どんな戦い、どんなドラマが待っているのか、その時を楽しみにしたいと思います。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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