ゲリーウェバーオープン 準々決勝が先程終わりました。
イエジ・ヤノビッチ選手とは、今大会初のファイナルセットまでもつれた接戦となりましたが、
6―4、5―7、6―3で、錦織圭が無事にベスト4進出を決めてくれました!
おめでとうございま~す!
良かった~。まずはホッとしました。
まぁもちろん勝てると思ってはいましたよ。
でも、錦織戦の前の試合で、ベルディヒがファイナルセットで、
同じくビッグサーバーのカルロビッチに敗けてしまったので、
少々不安というか、心配は正直ありました。
でも、勝てて本当に良かったです。
では、早速試合内容を振り返ってみましょう。
疲労困憊のヤノビッチを2時間半で攻略!
今日の錦織は、青いバンダナで登場しました。
バンダナスタイル、なかなかいいですよね♪
気合いが入っている感じが全面に出ていて、とてもかっこいいです。
さて、ベスト4を賭けた準々決勝の試合ですが、世界ランク51位のヤノビッチとは、
初めて対戦するとのことで、錦織としても若干の緊張感はあったと思います。
特に203cmのビッグサーバーですし、グラスコートですし、
相手のサーブの調子次第では、一方的な展開になっても決しておかしくないわけですからね。
そりゃ、錦織もバンダナ巻いて気合い入れたい気持ち、わかりますよ。
要は世界ランキングとか関係なく、ビッグサーバーは番狂わせを起こしやすいのです。
それをいかに阻止して、本来の錦織ペースに持ってこれるか、
そこに集中できるかが最大のポイントでした。
その集中が生きたのが、第1セットであり、
集中が少し緩んでしまったのが、第2セットだったわけです。
第2セットも、きちんと集中できていれば、セットを落とす内容でもなかったと思いますが、
要所要所でいいプレーや粘りを見せた、ヤノビッチに軍配が上がったということですね。
今大会初めてファイナルセットまでもつれてしまった試合だったのですが、
改めて錦織のギアが入れ直され、危なげなく第3セットを奪って、
試合を制すことができたのは、結果的に良かったのではないかと思います。
考えてみると、昨日のブラウン戦でも同様の展開でしたが、
ビッグサーバーの選手との対戦の場合、ファーストサーブがガンガン入ってしまうと、
本当にもう手が付けられないんですよね。
セカンドサーブになった時に、いかにうまくレシーブできるか、いいリターンを返せるか、
いいプレーをして、相手がプレッシャーを感じて、勝手にミスしてくれるかなど、
一瞬の隙を狙って、付け込めるかにかかっているんだと思います。
それには、やはり何と言っても集中力が鍵を握っているわけですね。
世界ランキングの格下の選手は、サービスはすごくても、ラリーやメンタルなどは、
明らかに世界ランク5位の錦織よりも劣るわけですから、そこは錦織が自信を持ってプレーするだけで、
相手が勝手にミスをして自滅してくれるのです。
ということで、最後は錦織に左右上下に振られて、ヘトヘトの疲労困憊状態だったヤノビッチは、
錦織にまんまとやられてしまったというわけです。
本当にお疲れ様でした。
次の準決勝の相手は誰?
次は、明日行われる準決勝の試合が早速待っています。
錦織の対戦相手は、この後行われる試合で、
第4シードのG・モンフィス(フランス)と、A・セッピ(イタリア)の勝者と対戦することになります。
錦織は、モンフィスのトリッキーなプレースタイルが好みのようですね。
ある質問で、無人島に誰でも好きなテニスプレーヤーを3人連れて行けるとしたら、
誰を選ぶかという問いに、モンフィスの名前を挙げた程、一緒に対戦していて楽しいのだそうです。
昨日初めて対戦した、ブラウンもトリッキーなプレーをする選手でしたが、
モンフィスもかなり個性的ですよね。
まぁとにかく、どちらにせよ、錦織には勝って決勝に進む道しかないのですから、
明日までに体力を回復させて、集中して試合に臨んでもらいたいですね。
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