本日深夜0時より、ウィンブルドン2回戦、錦織-ヒラルド戦の試合が、
センターコートの第2試合に行われます。
初戦は3時間22分、フルセットでの接戦を制し、2回戦に進出したわけですが、
中1日空けて、今日の左脚の状態はいかがでしょうか?
昨日は、ダンテコーチと40分位の軽めの調整のみ行ったようですが、
1回戦終盤でテーピング巻き直しをした、あの左脚の具合がどうしても気になっています。
錦織自身は、それ程状態は悪くないと言っていましたし、痛みがあっても言わないと言っていました。
ということは、それ程までに、このウィンブルドンに掛けているという気持ちなんでしょうね。
錦織が以前から言っていたことですが、トップ選手になれば、大なり小なりどこか痛みや故障はしているものだと。
でもその痛みが我慢できるものならば、最善のケアという準備をして、試合に臨むことを優先すると。
今回のウィンブルドンも、錦織にとっては、きっとそういう状態なのでしょうね。
棄権する可能性はあるのか?
試合を棄権する可能性はないとは言えないでしょうね。
前回のゲリーウェバーオープン準決勝でも、試合途中で棄権をしましたが、
左脚の痛みが増して、試合が出来る状態でなくなった場合は、棄権する可能性も当然あるでしょう。
グランドスラムの試合スケジュールは、基本、中1日空いてはいますが、
最大5セットマッチですし、ストレートで3セット勝ちすれば省エネできますが、
今回の初戦のように、5セットまでもつれる試合となれば、サーブやストロークによって、
当然ですが、どんどん体が疲弊していくことになります。
そうなると、左脚にも負担が増しますので、痛みの度合も大きくなる可能性はありますね。
ですので、このウィンブルドンでは、いかに省エネで試合を勝ち進めるかにかかっています。
できるだけ、3セットのストレート勝ちができるように、
集中力を切らさず、まずはベスト8までは頑張って欲しいなと思います。
ヒラルド戦でのポイントは?
世界ランク60位のヒラルド選手は、過去の対戦成績を見ても、
錦織が6勝1敗と勝ち越していること、あまりグラスコート向きの選手ではないことや、
錦織がヒラルドと何度も試合や練習をしているので、戦い方を知っているという点で、
対策が練りやすいということで、脚の具合がよっぽど悪くない限りは、勝てる選手だと思います。
ただ、当然油断はできませんが、集中して試合を進めていけば、特別問題はないでしょう。
ジョコビッチのスライド技術をマネした?
錦織は、1回戦の試合前に、ジョコビッチの試合を観戦して、
ジョコビッチがどんなサーフェスでも、スライディングしながら、
ボールをレシーブしていく技術を参考にしたと言っていましたね。
確かに、ジョコビッチのこのスライドは、世界一のスライド技術ですし、
きっと股関節が柔らかいのでしょうね。
グラスコートで、錦織がうまくこのスライディングができれば、脚の負担は軽減されるのでしょうか。
だとしたら、見よう見まねでも、うまく取り入れたい技術ですね。
テレビ中継は?
今日も、NHKとWOWOWが、試合を生中継してくれますが、
平日深夜0時頃スタートということで、寝不足になること必至ですが、
頑張って、日本から錦織を応援していきましょう!
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