錦織に初めて敗けたナダルが現地インタビュー!
ロジャーズカップ終了の翌日には、W&Sマスターズが、シンシナティで開幕
というハードスケジュールの中、既に左臀部の負傷で欠場の錦織を尻目に、
今回のシンシナティ第8シードでエントリーしている、世界ランク8位の
ラファエル・ナダル(スペイン)が、現地のインタビューで、自身のこれまでの戦い方や、8/31から始まる全米オープンについて答えたとのこと。
今シーズンのナダルは、お世辞にもいい成績を残せてはいないし、
ナダル自身も、決して満足はしていないのではないかと思っていたのですが、
ナダルのインタビューによると、意外にもポジティブな思いを口にしていました。
『モントリオール(ロジャーズカップ)でも自分のテニスは悪くはなかった。
でも毎週状態は変わってくるし、また別の話さ。
自分のテニスをより活性化させるために、これまでにないくらい激しい練習をしているんだ。』
とのこと。
このコメントを聞くと、ナダルらしいと言うか、諦めない、不屈の精神と努力で、
本来のナダルの定位置に戻ろうとしているのかなと思いましたね。
でも、実際にそうだとしたら、ファンとしては本当に嬉しいことだと思います。
錦織への評価やコメントは?
ナダルは錦織に敗けた試合後のコメントで、
「何の疑いもなく、私よりケイが優れていた」
と評価していました。
ナダルは、もう十分に錦織がスゴイ選手だと、トップ10どころか、
トップ5に値する選手だと認めているのだと思います。
実際、日本人としては、何よりも錦織の活躍を願っていますし、
先日、錦織が初めてナダルに勝った時は、本当に興奮しましたよね。
でも、それでもやはりナダルには、強くいて欲しいと思っているのもまた事実です。
31日から開幕する全米オープンへ向けて、努力を惜しまないナダル。
きっと調子を取り戻してくる可能性はあると思います。
昨年の全米オープンは、怪我で欠場だったので、
今年の全米オープンに賭ける気持ちも、絶対にあるはずです。
ナダルも密かに全米でリベンジしてくる可能性もありますよね。
『シーズンの終盤はとても大事なもの。
シーズンをスタートした時より良い感触でシーズンを終わりにしたいと願っているんだ。』
とナダル。
我らが錦織も、敗けてはいられません。
全米オープンに向け、しっかりケガを治して、昨年と同等か、それ以上の心と体の準備をして開幕に備えて欲しいなと思います。
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