ジョコビッチにストレートで完敗!
先程行われた全豪オープンテニス2016、準々決勝。
今大会第7シードの錦織圭と、第1シードのノバク・ジョコビッチの対戦が終わり、
錦織圭は、3-6,2-6,4-6のストレートでジョコビッチに敗れ、
日本人84年ぶりのベスト4進出を逃し、
2年連続で全豪ベスト8でフィニッシュとなりました。
あ~、もうめっちゃ残念でしたね~!!!
さすがはジョコビッチでしたよ。
やっぱり彼は世界NO.1。強いなぁと思いました。
一昨日ジョコビッチは、シモンと5セット、4時間30分超の熱戦を制し、
今日の錦織戦に臨んできたわけですが、そんな疲れをまったく見せず、
いや、厳密に言えば、今日のジョコビッチは、
ファーストサーブの確率もいつもより悪かったですし、
付け入る隙も、実はかなりありましたよね。
にもかかわらず、勝ってしまうジョコビッチ、本当に恐るべし!
錦織との過去の対戦成績としては、今まで7度の対戦のうち、
2勝5敗でしたが、今回の敗戦で2勝6敗になってしまいました。
錦織の敗因は何か?
今日の錦織の調子はどうだったのでしょうか?
正直言って、ここまで全豪で戦ってきた勢いは、
影を潜めてしまったように感じました。
確かに随所に素晴らしいショットもありましたし、
サービスエースやウィナーも取ってはいましたよね。
それでも、調子のあまり良くないジョコビッチに大事なポイントを奪われたり、
ブレークポイントを握りながら、ミスを連発して、
ゲームを落としてしまうこともありました。
スタッツを見ると、まずファーストサーブは、
3セット平均で58%でした。
ただジョコビッチも57%だったのですから、
ファーストサーブの問題ではなかったということですね。
次にブレークチャンスを見ると、錦織は8回もありながら、
たった2回(25%)しか取れていなかったのです。
一方ジョコビッチは、11回のうち6回(54%)でした。
そしてジョコビッチのレシーブポイントは、
錦織よりも上回っていましたし、
さすが鉄壁のジョコビッチならではということで、
やはりこういうところが、ジョコビッチとの差なのだなと思いました。
やはり世界NO.1のジョコビッチと対戦するということでの緊張感が、
今までの錦織の勢いを消し去ってしまったのか。
それとも、やはりジョコビッチの技術が、錦織よりも1枚も2枚も上手だった
ということなのか。
満身創痍の状態?フィジカルは大丈夫か?
試合途中でメディカルタイムアウトを取る場面がありましたね。
どこか痛めたのでしょうか。
太ももにもテーピングを巻いてもらっていましたし、
満身創痍の状態だったのかも知れませんね。
それにしても、日本中のテニスファン、いや世界中の錦織ファンは、
みんな錦織の勝利を信じて期待していたと思うのですが、
案外、あっさりとストレートで敗けてしまったのは、
いささか残念ではありました。
やはり勝負の世界ですから、敗けるのはしょうがないと思います。
ただ、今回の全豪で学んだことも多かったはず。
まだ長い今シーズンは始まったばかりです。
この敗戦を糧に、また明日から締まって行きましょう!
錦織の次戦の試合予定は?
次の錦織の試合予定ですが、
2月22日から始まる、ATP500メキシコオープンを予定しているとのこと。
試合は1か月程先になってしまいますが、
ホームであるフロリダで、全豪での疲れを癒し、
次の試合に向けて、しっかり調整して欲しいですね。
メキシコオープンは、昨年は準優勝だったので、
今年は優勝目指して是非頑張って欲しいですね。
追記:錦織の次戦ですが、急遽2月8日から始まる、
ATP250のメンフィスオープンに今年も出場する予定とのこと。
現在3連覇中のこの大会。
4連覇を目指して是非今年も優勝して欲しいですね。
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