2016年の上半期出場試合成績まとめ
錦織の上半期の出場全試合を以下にまとめてみました。
<全仏オープン>5月22日〜6月5日
<BNLイタリア国際>5月8日~5月15日
<マドリード・オープン>5月1日~5月8日
<バルセロナ・オープン>4月18日~4月24日
<マイアミ・オープン>3月23日~4月3日
<BNPパリバ・オープン>3月10日~3月20日
<国別対抗戦デビスカップ>3月4日〜6日
ワールドグループ・日本-イギリス
<メキシコ・オープン>2月22日〜27日
<メンフィス・オープン>2月8日〜14日
<全豪オープン>1月18日〜31日
<ブリスベン国際>1月4日〜10日
上半期の収穫とは
現在もまだ行われている全仏オープン2016ですが、
錦織圭は、ガスケに4回戦で敗れてしまったため、ATPツアー上半期は、
これで終了したことになります。
色々なことがあった2016年の上半期ですが、
一つ言えることは、錦織はこの半年で着実にステップアップをし、
進化を遂げているということだと思います。
上半期の優勝は、2月に4連覇した、ATP250メンフィスオープンのみでした。
ただ、準優勝が2回、ベスト4も2回ということで、
かなり善戦した試合も多かったですよね。
何よりも上半期の収穫は、ケガや棄権がなかったということです。
試合によっては、途中でメディカルタイムアウトを取る場面もありましたが、
大事には至らなかったこと、そしてタフなATPツアーのスケジュールを
順調にこなすことが出来ているということが、最大の収穫と言っていいでしょう。
フィジカルもメンタルも強くなってきている証拠だと思いますし、
この状態を、下半期もキープして頑張ってもらいたいですね。
下半期に向けての展望
ATPツアー下半期にあたる後半戦が、6月からサーフェスをグラス(芝)コートに移し、
まずは、6/13~開幕するウィンブルドン前哨戦、
ゲリーウェバーオープン(ドイツ)から始まります。
そこで、グラスコートでの試合に慣れたら、
いよいよ6/27~開幕する、ウィンブルドンに挑むということになります。
錦織はここ数年、このウィンブルドンの時期は、
いつもATPツアーのタフなスケジュールと、ケガに悩まされてきました。
ですからグランドスラムの中で唯一、このウィンブルドンだけが、
未だ4回戦以上に勝ち上がったことがないのです。
とはいえ、錦織がこのグラスコートが苦手かというとそんなことはなく、
攻撃型の錦織にとってはむしろ、十分にアジャストできるコートだと思います。
あとは、フィジカル面を十分に整えて試合に臨めば、
ベスト8以上に進出できる可能性は十分にあるでしょう。
ということで、ウィンブルドンは期待大ですね。
そして、7月のロジャーズカップを経て、
8月のリオオリンピックということになります。
デビスカップとは違った意味で、国を背負って戦うオリンピックは、
また違った刺激を受けると思いますし、その後のツアーへのモチベーションにも
きっと繋がると思います。
そして、シンシナティーマスターズを挟んで、全米オープンが8/29~開幕ですね。
昨年は、まさかの1回戦敗けでしたからね。
今年は並々ならぬ思いで、挑んでくるでしょう。
そして、9月のデビスカップを挟み、
10月から、楽天オープン、上海マスターズ、スイスインドア、パリバマスターズと続きます。
11月のATPツアーファイナルに、今年も絶対出場したいですからね。
なんとしても、できるだけポイントを重ね、
できれば、後半戦4試合あるマスターズのどこかで優勝できればいいいですね。
もちろん、ウィンブルドンや全米オープンも今年は大いに期待したいと思います。
まずは後半に向けて、体を整え、グラスコートで大暴れして欲しいです。
下半期も是非応援していきましょう!
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