ラオニッチがカナダ人初の決勝進出!
ウィンブルドン2016準決勝が昨日行われ、
第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が、
第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)を、
6-3, 6-7 (3-7), 4-6, 7-5, 6-3のフルセットで破り、
カナダ人としては初のグランドスラム決勝進出を決めました!
おめでとうございます。
素晴らしい試合でしたね。
ラオニッチは、錦織のライバル的存在として、
お互いBIG4の次世代として注目をされてきた選手ですよね。
2年くらいまでは、錦織ともよく対戦がありましたが、
ここ最近では、対戦がありませんが、ラオニッチは、今回のウィンブルドン前に、
コーチをジョン・マッケンローに替え、臨んだウィンブルドンで、
まさか決勝まで進出するとは、本人もびっくりでしょうし、
マッケンローコーチも嬉しい驚きでしょうね。
とにかく、ここまできたら、初のグランドスラム優勝まであとひとつですから、
頑張って欲しいですね。
フェデラーが準決勝で力尽きる
ラオニッチに、惜しくもフルセットの末に敗れてしまったフェデラー。
最初の第1セットをラオニッチが取った後、第2、第3セットを
フェデラーが取り返した時には、やはりなんだかかんだ言っても、
さすがのフェデラーが、決勝進出すると半ば思っていました。
ですが、その後迎えた第4セットで、フェデラーが疲れを見せ始め、
メディカルタイムアウトを取る場面も。
ラオニッチの強烈なショットをレシーブし、ダイビングするような場面もあり、
転倒してしまいましたよね。
あんなフェデラーの転倒シーンは初めてだったので、正直びっくりしました。
その辺りから、フェデラーのサーブの威力や、ショットの威力に陰りが見え始め、
第4セットを、ラオニッチにブレークされ、落としてしまいます。
勝負はファイナルセットにもつれ込みましたが、
既に第4セットで奪われたフェデラーの勢いや力は残っておらず、
フェデラーのウィンブルドン2016は幕を閉じてしまいました。
残念でしたね。
芝コートといえば、フェデラーですし、
前回の準々決勝でも、チリッチに2セットダウンからの大逆転で勝った時には、
本当に感動しました。
その試合で、男女合わせて、グランドスラムでは最多の307勝という
快挙も達成していましたね。
そういった意味でも、そのままのフェデラーの勢いを考えると、
今回のウィンブルドンは、やはりフェデラーが8度目の優勝するのではないかと、
期待交じりの個人的な思いというのがありました。
でも残念ですが、これが今の現実ですし、
やはり痛めた膝の具合やフィジカル的にも、これがいっぱいいっぱいだったのでしょう。
フェデラーの試合後のコメントでは、
「勝つチャンスは十分あった。
何が原因かは説明できない。
憤りと悲しみを感じている」
「またセンターコートで試合をしたい」
とのことでした。
でも、フェデラーの存在感は、十分に今回も見せられたでしょうし、
また来年、万全の状態で、
このウィンブルドンに帰ってきてくれることを期待したいと思います。
マレーとラオニッチの試合後のコメントとは
アンディー・マレーのコメント
「手堅い試合ができた。
第2セットの中盤が勝負を分ける鍵だった。
ラオニッチとの決勝は厳しい戦いになる。
芝のコートで彼は勝負強さを増している」
ミロシュ・ラオニッチのコメント
「2年前の準決勝とは違う自分を証明できた。
攻撃的な姿勢を貫いた。
ロジャー(フェデラー)に四大大会で勝つのは素晴らしい気分だ。
優勝を目指す。
決勝に全てのエネルギーを注ぎたい」
決勝の試合日時とNHK予定は?
ウィンブルドン2016の試合は、残り決勝を残すのみとなりました。
決勝進出したのは、ベルディヒを破った第2シードのアンディー・マレーです。
決勝は、日本時間7月10日22時より試合開始予定です。
NHKもEテレにて、生放送予定です。
WOWOWも、もちろん生放送です。
マレーVSラオニッチの試合、見ごたえがありそうですね。
マレーは地元ですから、今回も応援がものすごいでしょうし、
優勝すれば、2013年以来ですから、期待がかかりますね。
一方のラオニッチはカナダ人初の決勝進出ということで、
ビッグサーバーには有利な芝コートで、どこまでアウェー感たっぷりの環境で、
マレーに挑んでいけるかですね。
そこが最大に見どころになるでしょう。
楽しみに試合を決勝の観戦をしたいと思います。
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