シンシナティー大会前の記者会見
ウェスタン&サザンオープン2016が今週月曜日から開幕し、2回戦から登場する錦織圭は、
リオオリンピック表彰式後、すぐに自分の自家用ジェットでアメリカに戻り、
一旦フロリダの自宅に寄って、リオで獲得した銅メダルを置いてから、
15日にシンシナティー入りした錦織。
大会前の16日、シンシナティで記者会見し、
リオオリンピックで銅メダル獲得に至った心境などを語ったとのこと。
「(ツアーの)個人戦とは違った重みだったり、反響の大きさだったり、たくさんのものを感じながら五輪を過ごした 。
銅メダルだったが、メダルを懸けて戦うというのもあまりできない経験なので、
すごく有意義な時間を過ごせた。
最後の試合は6-2、5-2からプレッシャーを感じ、メダルがちらつきながら固くなって、いつものプレーができなくなった。
ああいう経験はあの場でしかできなかったと思うし、必ず今後大きな力になってくる」
超ハードスケジュールで動いている錦織ですが、
この会見前にも1時間程練習していたようです。
錦織は今回のW&Sオープンへは3年ぶりに出場とのことで、
第5シードで2回戦より出場しますが、今大会は錦織にとっては、
あくまでも今月末から始まる、全米オープンの前哨戦という位置づけのようですね。
「絶対に無理はできないし、全米オープンにどうしてもピークを持っていきたい。
体と相談しながら、様子を見ながらプレーしていくと思う。
1大会で大きく変われるか分からないが、これも積み重ねだと思う。
こういう経験をどんどんしていけば、より(優勝が)近くに感じられる。
まだなかなか倒せない2人、マリー(英国)とジョコビッチ(セルビア)がいるので、勝っていけるようにしたい。
一番はけがをしないこと。
ケアをしながらプレーしていくことになると思う」
とのこと。
ゲリーウェバー、ウィンブルドンで痛めていた左脇腹は、
トロントで行われたロジャーズカップで、随分緩和されたようですし、
リオオリンピックでは、試合中に左足首も痛めたのか、
気にするようなそぶりもありましたが、特に大事には至らなかったようで、
良かったですが、実際のところは、錦織本人にしかわからないことだと思います。
まずはケガをしないことが、もちろん第一優先事項ですが、
全米オープン前の貴重なマスターズの試合でもあると思うので、
頑張っていけるところまで行って欲しいですね。
錦織がブログを更新!
実際にオリンピック前から、オリンピック中、
そしてオリンピック後の表彰式などをテレビで観てきた上で、このブログを読んでみると、
改めて錦織の深い思いや心境が読み取れ、本当にお疲れさまですと言いたくなります。
色々な思いがあって臨んだリオオリンピックだったと思いますが、
本当に重いメダルとともに、獲得したメダルは、日本にとっても、テニス界にとっても、
そして錦織自身にとっても、良い意味で重いものになったのですね。
まだまだ成長過程の錦織圭。
まだまだ伸びしろはたくさんあると私は思っています。
現在も錦織はポジティブに前を見て進んでいるわけで、
しかも今夜からマスターズの試合が始まるわけで、
私はただただ応援するしかないわけで。。。
寝不足必至ですが、今週も応援しまくります。
本丸は全米オープンですが、今週のシンシナティーでも、
錦織らしく、大いに頑張ってきて欲しいなと思います。
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