錦織圭4回戦は、6日午前4時以降!
全米オープン2016大会8日目。
錦織圭の4回戦は、9月6日(火)午前4時以降に試合開始予定です。
センターコートの次に大きい、ルイアームストロングスタジアムの第3試合に
組まれましたので、前の試合によっては、試合開始時間が遅れる可能性もあります。
錦織の対戦相手は、第21シードで世界ランク23位の
イボ・カルロビッチ(クロアチア)です。
カルロビッチとの過去の対戦成績は、4度ある内、錦織から1勝2敗。
カルロビッチと言えば、『超ビッグサーバー』という特徴がすぐに思い浮かぶように、
最大の武器ともいえる、211cmの長身から打ち込まれるボールの威力たるや、
本当に凄まじいものがあるようで、
既にその武器が、彼の代名詞にもなっているくらいです。
今大会の全米オープン初戦に至っては、フルセットまでもつれたこともあり、
サービスエースの最高記録を更新したことが話題になりましたね。
その数、なんと61本!!
ひょえ~ってな感じです。
錦織も、正直そんな61本もエースを叩きこんでくる選手と対戦したくないのは、
めっちゃわかります。はい。
時速の換算したら、相当な威力なんでしょうね。
ある意味恐ろしいくらいです。
錦織もカルロビッチとの対戦を前に、
「かなりサーブの調子がいいと思うので、攻略は難しい。
自分のサーブをもっと上げていかないといけない」
と言っていました。
カルロビッチ対策とは?
確かに錦織は、今大会に入ってから、ファーストサーブに苦戦しています。
特にカルロビッチのような、サービスエースをどんどん打ち込んでくる選手との対戦で、
ファーストが入らないのは、かなり厳しい展開になること必至です。
それは錦織もわかっていると思います。
ただ、サービスエースをバンバン叩き込んでくるスタイルのテニスは、
観ている側として、これ程つまらない試合はないでしょう。
もちろん、初戦こそ61本のエースだったとはいえ、
いつもそんなにたくさんのサービスエースを決められるわけもないようで、
2回戦では24本、3回戦は14本と、なぜか10本ずつ減ってきています。
ということは、錦織との4回戦では、4本くらいでしょうか。(^_^;)
カルロビッチの年齢は、現在37歳。
テニス選手としては、かなりご高齢です。
正直この年齢まで、第一線で活躍しているというのもスゴイことですよね。
ただ、211cmの長身とパワーはあるのでしょうけど、
ストロークに弱点もありますし、錦織がコートを広く使って、
端から端まで走らせるようなストローク戦に、いかに持っていけるかが鍵ですね。
それには、カルロビッチのビッグサーブをいつもより後ろに下がって、
拾いまくるしかないです。
もちろんカルロビッチのファーストサーブの調子が、そこまで良くなければ、
なんとかいけるかと思いますが、
こればかりは蓋を開けてみないとわからないですからね。
今日の錦織は、カルロビッチ対策として、カルロビッチの剛球サーブを想定し、
マイケルチャンコーチがネット際から、フォア、バック、ボディーに打ち込み、
サーブをリターンするというレシーブの猛特訓を繰り返し行ったとのこと。
もちろん錦織自身のファーストサーブが入ることも大事ですが、
カルロビッチのサーブをまずリターンできないと、
ストロークに持ち込めませんし、ブレークも出来ませんからね。
それに、現在1勝2敗で負け越している相手とはいえ、最後に敗けたのは2013年ですから、
その時から比べたら、錦織はかなり進化していますので、
正直比べられないと思います。
とにかく錦織は自分のテニスを信じて、ビッグサーブに食らいついていくしかないでしょう。
錦織のギアチェンジ
全米オープンも2週目に入り、4回戦ともなると、
実力者でないと、ここからは中々勝ち上がれなくなります。
錦織も、3回戦の試合後にこんなことを言っていました。
「テニス自体は悪くない。
ただ、まだベストな試合はない。
自分のサーブも、もっと上げていかなければいけない。
細かい部分を直さないと、格上の選手には勝てない。
そろそろ、ギアを上げていきたい。」
そうですね。
錦織も2週目に入り、カルロビッチに勝てば、恐らく次の準々決勝は、
マレーが待っていると思います。
ここでギアを一段上げて、一気に駆け上がって欲しいですね。
逆に言えば、ここでギアを上げられなければ、マレーに勝つのは厳しいでしょう。
でも錦織だったら、そのギアチェンジはできるはず。
頑張って欲しいですね。
ナダルが敗退!デルポトロは4回戦進出!
4回戦で、BIG4の一角である王者ナダルが、22歳のプイユに
4時間越えのフルセットの末、ついに敗れてしまいましたね。
正直本当に残念です。
やはり手首の負傷が、少なからず影響したのではないかと思いますが、
今日の試合を観ると、もう全盛期のナダルではなかったですね。
逆にプイユの方が、素晴らしい試合をしていたと思います。
ちなみにプイユは、ウィンブルドンに続き、
全米オープンでもベスト8進出とのこと。
素晴らしいですね。
これでナダルは、2年連続でグランドスラムを無冠で終わってしまったことになります。
それが何を意味するのか。
少しずつ、世代交代の足音が聞こえてきたということなのでしょうか。
ただ一方で、リオオリンピックで銀メダルを獲得したデルポトロは、
やはり3度の手首の手術で、ランキングも100位以下まで落としていましたが、
3回戦でフェレールをストレートで破って、ついに4回戦進出を決めましたね。
本当に実力がある選手だったら、ケガからも復活できるんだという可能性を、
デルポトロに見ました。
デルポトロはいったい、どこまで勝ち上がるというのでしょうか。
楽しみでもあり、ある意味恐ろしくもあります。(^_^;)
ナダルも早くケガの完治をして、強いナダルとして戻ってきてほしいと思います。
地上波(NHK)のテレビ生放送はある?
さて、注目の錦織の4回戦も、地上波(NHK)でのテレビ生放送は、
残念ながら予定はないようですね。
録画放送も予定はないようです。
もしも急遽変更になった場合、追記します。
ということで、錦織の4回戦は日本時間の6日(火)午前4時以降に
試合開始予定になります。
深夜というか、明け方、未明の開始予定ですから、
早寝早起きで、頑張ってリアルタイム観戦したいと思います。
超ビッグサーバーのカルロビッチを、錦織がどう攻略するのか、
今からめちゃめちゃ楽しみです。
どうしても、錦織の試合が観たい方は、WOWOWがおススメです。
全米オープンテニス2016は、WOWOWが全試合独占生放送。
オンデマンドで、外出中でも、PC、タブレット、スマートフォンなどでも
観れるのが便利ですね。
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