BNPパリバマスターズ2016
ATP500のスイスインドア大会が終わり、すぐ翌日には次の大会が始まります。
次なる舞台は、フランス・パリ。
今シーズン最後のツアーである、ATP1000『BNPパリバマスターズ』になります。
5月に行われたグランドスラム・全仏オープン以来となるパリですが、
スイス程ではないにせよ、パリの11月もけっこう寒くなってきますよね。
全仏オープンのサーフェスはクレーでしたが、今回のパリバマスターズは、
スイスインドアと同様に、室内でのハードコートになりますので、
雨や雪など、天候に左右される心配はありません。
そういう意味では、この秋から冬に入るシーズンも行われるATPツアーでは、
室内コート中心になりますから、選手やお客さんのことを
考えられているということなのでしょうかね。
ちなみに昨年の同大会では、錦織は苦手のガスケ相手に、
3回戦棄権敗退をしてしまい、結果6連敗を喫してしまったんですよね。
棄権理由は、試合途中で左脇腹を痛めてしまったことが原因だったようです。
毎回試合ではケガのリスクはあるものの、なんとか試合の合間などにトレーニングをやり、
できるだけ疲労を溜めないような努力は、当然錦織もしていると思います。
それでも今回のように、間違いなく疲労が溜ってきているはずの
楽天オープンからの連戦を考えると、正直心配ではあります。
ただそれでも、今回のパリバマスターズが、錦織にとってはツアーファイナル前の
最後の試合になりますから、思い切ってプレーをして、
ツアーファイナルに繋げて欲しいなと思います。
パリバオープンとパリバマスターズの違いとは
3月に行われた、BNPパリバオープンと、今回行われるBNPパリバマスターズ。
どちらもBNPパリバが付く試合で、非常に紛らわしい名前ですよね。
オープンとマスターズという名前が違うだけで、どちらもATP1000の大会という意味では
同じ格のある大会です。
ただ、全く別の大会なんですよね。
まず毎年3月に行われるBNPパリバオープンの方は、アメリカ・インディアンウェルズで
行われる大会で、今回のマスターズの方は、フランス・パリで行われる大会です。
ただ、なぜBNPパリバがどちらの大会にも付いているのかというと、
パリに拠点を置くBNPパリバ銀行が、両大会ともスポンサーを務めているからとのこと。
だからBNPパリバがどちらの大会にも付いているのですね。
年間9試合行われるATP1000の大会ですが、9試合の最初に行われるのが、
BNPパリバオープン、そして最後に行われるのが、BNPパリバマスターズです。
そして一番違うのが、ドロー数と賞金額なのですが、
パリバオープンは、ドロー数が、全9試合あるATP1000大会の中でも一番多く、
96もあり、賞金総額も一番多いので、第5のグランドスラムとも言われているのだとか。
一方のパリバマスターズの方はというと、ドロー数が、全9試合あるATP1000大会の中でも
一番少なく、48しかない大会なのです。
ドロー数の多さによって、優勝しやすいかそうでないかは、出場選手やドローの運などにも
よりますので、一概には言えませんが、それでも素人目線で言えば、
確かに勝ちやすそうなイメージは、ドロー数の少ないパリバマスターズの方にありますよね。
現在同大会で、3連覇中のジョコビッチ。
そのジョコビッチを下して、我らが錦織には優勝してもらいたいものです。
大会概要
・日程:2016年10月31日(月)~11月6日(日)
・開催地:フランス・パリ
・サーフェス: インドア/ハードコート
・ドロー数:48
・日本との時差:-7時間(日本より7時間遅れています)
・ATPランク:1000(優勝者は1000ポイントもらえます)
ドロー・トーナメント表
テレビ放送予定
BNPパリバマスターズは、GAORAで生放送を予定しています。
地上波での放送は、恐らくNHKのBSにて、放送してくれると思いますが、
現在のところ、まだ生放送かどうかの放送スケジュールは発表されていません。
情報が入りましたら、追記しますね。
追記:NHKは総合とBSで生放送が決定しました。
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