ストレートで初戦突破!
先程行われた、ジュネーブオープンの2回戦。
今大会第2シードで世界ランク9位の錦織圭が、世界ランク88位のM・ククシュキン(カザフスタン)を、6-4、6-3のストレートで初戦(2回戦)を突破しベスト8進出を決めました!
おめでとうございます。
ジュネーブ初参戦の初戦ですから、どんな戦いになるのかと思っていましたが、予想通り錦織がストレートで勝てて本当に良かったです。
ただ第1セットはやや硬さはあったように感じましたね。
良いところまでは行くも、中々ブレークが取れないもどかしさもあり、途中でラケットを変える場面などもありました。
結局最後にブレークできて、第1セットを取ってからの第2セットは本当に安心して観ていられましたね。
リターンのタイミングが合ってきたのも良かったと思います。
今日は一度もブレークを許さず、自分のペースに持っていけたのも良かったですし、要所でのギアの上げ方や集中力はさすがでした。
手首の不安も特に感じられず、良い調整が出来たと言っていいのではないでしょうか。
まずは初戦をストレートで勝てて良かったです。
この調子で次戦も頑張って欲しいですね。
試合の振り返り
現地時間で19時過ぎなのですが、まだまだ明るいジュネーブ。
錦織の試合は、日本時間の深夜1時からの開始予定でしたが、前の試合が少し遅れたため、午前1時15分頃にオレンジ色のウェアでセンターコートに錦織が入場。
コイントスにククシュキンが買ってリターンを選択したため、錦織のサーブで試合がスタート。
まずは第1セット。
第1ゲームは、錦織の強烈なフォアなどが決まり難なくキープに成功。
第2ゲームはククシュキンがもフォアで攻め、錦織もバックのダウンザラインを決めるもキープ。
第3ゲームは錦織がフォアやワイドにサーブを打つも、ククシュキンが食らいつき40-30になるも、錦織がキープ。
第4ゲームも錦織が粘るもククシュキンがキープ。
第5ゲームでは錦織の連続フォアが炸裂し難なくキープ。
第6ゲームは錦織のリターンがことごとくアウトになり、ククシュキンもキープ。
第7ゲームは錦織が初のダブルフォルトを犯すも、エースも2本決めてキープ。
第8ゲームはククシュキンのワイドやセンターへのサーブに錦織が食らいつき、40-30になるもククシュキンがまたもやキープ。
第9ゲームは、錦織とのラリーにククシュキンの強烈なフォアクロスに錦織ディフェンスできず、15-40でダブルのブレークポイント。
手に汗握る展開ですが、観客の中にうるさい人がいてプレーできず、そのマナーの悪いお客さんは退場させられます。
なんとか1stサーブを入れて、40-40にまで持ち直すも、まだピンチが続きまたもやアドバンテージを握られるも、なんとかサーブで立て直しキープに成功。
第10ゲームはククシュキンの1stが入り、0-15になったところで、錦織がラケットを変えます。
ククシュキンのフォアがミスになり、40-40。
そこからバックのダウンザラインをミスし、錦織がセットポイント。
そこから錦織がフォアで押し込み、錦織が初のブレーク!
そして、錦織が6-4で1stセットを取りました!
ここまでの試合時間は42分でした。
続いて2セット。
第2セットも錦織のサービスからスタート。
第1ゲームは、エースなどで40-0にするも、その後錦織のフォアのミスが重なり40-40に。
錦織がなんとかウィナーで凌ぎ、キープ!
第2ゲームは錦織のフォアが決まり、40-0でトリプルブレークポイント。
結局ククシュキンのバックがミスになり、錦織がブレークに成功!
第3ゲームは錦織のエースやフォアのウィナーが決まり難なくキープ。
第4ゲームではククシュキンのフォアのミスなどで、40-40まで粘るも結局ククシュキンがなんとかキープ。
第5ゲームは、またもや錦織のサービスエースが決まり、難なくキープ。
第6ゲームは錦織が難なくキープ。
第7ゲームは、ククシュキンの2ndの甘いサービスを錦織が捉え、40-15でダブルのブレークポイントになるも、そこからククシュキンが粘りを見せ、40-40。
結局3度デュースで粘るも、ククシュキンがキープ。
第8ゲームは錦織のフォアの強打が光り、ラブゲームでキープ!
第9ゲームもククシュキンがラブゲームでキープ。
第10ゲームは、錦織のserving for the match。
錦織のフォアの逆クロスが決まり、しっかりキープ!
そしてセットカウント2-0で初戦をストレートで制しました!
トータル試合時間は1時間22分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、
今回の調子はどうだったのでしょうか?
スタッツを見ると、2セット平均で63%ということでまずまずだったと思います。
ただ、1stサーブのポイント獲得率が82%ということで、かなり良かったですよね。
2ndも今日は59%だったので、いつもよりも良かったと思います。
だからこそ全く危なげなく落ち着いて試合運びが出来ていたのだと思いますね。
とにかくまずは初戦をストレート勝ちが出来て良かったです。
錦織の試合後のコメントとは
錦織の試合後のコメントが入ってきました。
「バウンドがすごく高く跳ねるコートで、リターンするのが難しかった。
でもサーブが良かったので、安定してプレーができた。
フォアもいい感じで振れた。
手首は全然大丈夫。
体はすごくフィットしている。体力の面が、1番、心配。
もしここで決勝に行ったとして、そこからまた2週間、戦わなくてはいけない。
ここで使い果たすわけには行かない。」
とのことでした。
手首が全然大丈夫というのは良かったですし、今日は確かにサーブが安定していましたよね。
ただ錦織の懸念している通り、来週から始まる全仏があくまでも本番なわけですから、このジュネーブでもできれば優勝してもらいたい気持ちもありますが、あまり無理しない程度に来週に向けての調整が出来ればいいですね。
次戦(準々決勝)の対戦相手と試合日時は?
錦織の次戦は、もう準々決勝になるわけですが、この後行われるアンダーソンとドナルドソンの勝者と対戦予定です。
試合日時は明後日の試合になると思いますが、現時点で詳細時間はまだ未発表です。
詳細が決まり次第追記します。
追記:錦織の準々決勝は、世界ランク62位のケビン・アンダーソンに対戦決定!
追記:試合日時は、5月25日(木)22時15分以降より試合開始予定です。
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