フルセットの逆転で初戦突破!
先程行われたゲリーウェバーオープンの1回戦。
今大会第3シードで世界ランク9位の錦織圭が、世界ランク34位のF・ベルダスコ(スペイン)を、6-7(7-9)、6-3、6-4のフルセットの逆転で初戦(1回戦)を突破しました!
おめでとうございます。
まずはグラスコート初戦を無事に突破出来てホッとしました。
フルセットの逆転というカタチにはなりましたが、第1セットはブレークされたわけではなく、惜しくもタイブレークを落としてしまっての1セットダウンでしたので、特に気落ちすることなく、第2、第3セットをしっかり取り切っての逆転勝利は想定内だったと思います。
ベルダスコも第1セットは調子がすごく良かっただけに、落としてしまったのは、まぁしょうがないといえばしょうがないですね。(^_^;)
それでも第2セット以降は要所でしっかり集中し、ウィナーも取れていましたし、全体的に芝での初戦としては上々の白星発進になったのではないかと。
昨年は2回戦を棄権敗退していましたから、できれば昨年以上の成績は残してウィンブルドン前にランキングを1つ以上上げてくれたらいいなと思います。
この調子で次戦も頑張って欲しいですね。
試合の振り返り
現地時間で午後12時過ぎ。
今日のハレの天気は晴れ。
日本時間で19時05分に新調されたブルーのNEWウェアでセンターコートに錦織が入場してきました。
コイントスにベルダスコが勝ってサーブを選択したため、ベルダスコのサーブで試合がスタート。
まずは第1セット。
第1ゲームは、ベルダスコがラブゲームキープ!
第2ゲームも錦織も難なくキープします。
第3ゲームもベルダスコがラブゲームキープ!
第4ゲームも錦織も難なくキープ。
第5ゲームは30-30になるも、ベルダスコがキープ。
第6ゲームは錦織がラブゲームキープ!
第7ゲームはベルダスコのミスで40-40になるも、ベルダスコがキープ。
第8ゲームは錦織がダブルフォルトを犯すなど15-40で2本のブレークポイントを握られるも、冷静に40-40に戻してなんとかキープ。
第9ゲームは、ベルダスコの強烈なサーブなどで難なくキープ。
第10ゲームは錦織がしっかりフォアのウィナーが決まり、ラブゲームキープ!
第11ゲームはベルダスコもラブゲームキープ!
第12ゲームは錦織もラブゲームキープでタイブレークへ!
・錦織が強烈なフォアでいきなりミニブレークに成功。1-0
・錦織のサービスポイントが決まり、2-0
・ベルダスコのパッシングショットが決まり、ミニブレークバックされ、2-1
・ベルダスコのフォアが決まり2-2
・ベルダスコのサーブが決まり、2-3
・ベルダスコのフォアがアウトになり、3-3
・錦織のバックのサーブアンドボレーが決まり、4-3
・ベルダスコがネットでのパッシングショットが決まり、4-4
・ベルダスコのサービスポイントで4-5
・ベルダスコのフォアが深くミニブレークされ、4-6
ここで2本のセットポイントがベルダスコにきます。
・錦織がサービスポイントで凌ぎ、5-6
・錦織のフォアのウィナーが決まりミニブレークバックで、6-6
・ベルダスコのサービスポイントが決まり、6-7
・錦織のバックのウィナーが決まり、7-7
・長いラリーをベルダスコが制し、ミニブレークを許し、7-8
・セットポイントのベルダスコがサービスポイントで7-9
結局ベルダスコがタイブレークを制し、第1セットをベルダスコが取りました。
ここまでの試合時間は49分でした。
続いて第2セット。
第2セットは錦織のサービスからスタート。
第1ゲームは、錦織のダブルフォルトやコードボールなどがあり、40-40になるもキープ。
第2ゲームはベルダスコがラブゲームキープ!
第3ゲームは30-30になるも錦織がキープ。
第4ゲームは、ベルダスコがダブルフォルトなどのミスを犯し、40-0と3本のブレークチャンス。
錦織が長いラリーを制し、今日初めてのブレークに成功!
第5ゲームは、ブレーク直後のサービスゲームでしたが、ダブルフォルトなどのミスで40-40になり、錦織のミスでベルダスコにブレークバックされてしまいます。
第6ゲームはベルダスコのミスショットなどで、40-30とブレークポイントを握るも40-40に戻され、再度錦織がブレークポイントを握り、最後はベルダスコのミスショットで錦織がブレーク!
第7ゲームは、ポイント先行されるもなんとかキープに成功。
第8ゲームは、ベルダスコがラブゲームキープ!
第9ゲームは錦織のserving for the 2nd set。
錦織のミスショットで15-40と2本のブレークポイントを与えるも、冷静に40-40まで戻し、なんとかキープ!
6-3で錦織が第2セットを取りました。
ここまでの試合時間は1時間33分でした。
ここで両者トイレットブレーク。
錦織はウェアを着替えてきました。
続いて第3セット。
このセットはベルダスコのサービスからスタート。
第1ゲームは、ベルダスコのミスショットで40-40になるも、結局ベルダスコがキープ。
第2ゲームは錦織のミスショットで0-40となり、3本のブレークポイントを握られるも、集中して3本返し40-40に戻し、なんとかキープ。
第3ゲームは、ベルダスコのミスで40-40になるもなんとかベルダスコがキープ。
第4ゲームは錦織のサービスポイントなどで難なくキープ。
第5ゲームはベルダスコ
第6ゲームは錦織のダブルフォルトなどのミスがありながらも難なくキープに成功。
第7ゲームはベルダスコのミスショットなどで40-40になるも、
ここで錦織がウェアを着替えます。
ベルダスコがトレーナーを呼びメディカルタイムアウトを取り、腰の辺りや股関節などのマッサージを受けます。
痛そうな感じです。
第8ゲームは、錦織がラブゲームキープ!
第9ゲームは、ベルダスコがラブゲームキープ!
第10ゲームは、錦織のserving for the match.
錦織がラブゲームでキープし、第3セットを6-4で制し、セットカウント2-1のフルセットの逆転で錦織が初戦を突破しました。
トータル試合時間は2時間24分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、
今回の調子はどうだったのでしょうか?
スタッツを見ると、3セット平均で64%ということでまずまずでしたね。
ただ、1stサーブのポイント獲得率が84%ということで、かなり良かったと思います。
一方のベルダスコのファーストサーブは71%とかなり良かったですが、第2セット以降は、急に調子を落とす場面などがあり、第3セットでは疲労なのかどこか途中で痛めたのか、メディカルタイムアウトを取る場面もあり、要所で集中しきれなかった部分も見受けられました。
この後、ダブルスでもペアを組んでいるベルダスコの調子が気になりますね。
ベルダスコの状態が悪ければ、ダブルスは棄権する可能性もあるかも知れません。
錦織の試合後のコメントとは
錦織の試合後のコメントが入ってきました。
「芝では(今季)初めての試合で簡単ではなかった。
第1セットはベルダスコがいいプレーをしたが、第2セットは自分がよりよいプレーをできた。」
とのことでした。
芝では簡単ではなかったとのことですが、それでも十分良いプレーが出来ていたと思います。
ダブルス戦がどうなるのかも気になりますが、次戦もこの調子で頑張って欲しいですね。
次戦(2回戦)の対戦相手と試合日時は?
錦織の次戦となる2回戦ですが、現在行われているカレン・カチャノフとジル・シモンの勝者と対戦予定です。
対戦相手や、2回戦の試合日時の詳細が決まり次第追記します。
追記:錦織の2回戦は、世界ランク38位のカレン・カチャノフ(ロシア)に決定しました。
※試合日時は22日(木)19時に試合開始予定です。
追記:錦織のダブルス1回戦は21日(水)19時より試合開始予定です。
テレビ放送予定は今のところなしです。残念!
※錦織&ベルダスコのダブルス戦は1-2で初戦敗退してしまいました!
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