3年連続棄権敗退!
先程行われたゲリーウェバーオープンの2回戦。
今大会第3シードで世界ランク9位の錦織圭と、世界ランク38位のカレン・カチャノフ(ロシア)との試合でしたが、錦織が第1セットの第5ゲームで左腰を痛め、第6ゲームのサービスゲーム途中で試合続行を断念し、今大会3年連続で棄権敗退となってしまいました。
残念!
いや~やはりこのハレでの大会は、鬼門なんでしょうか。
まさか今年も棄権敗退するとは思っていませんでした。
3年連続で棄権なんて悪夢としか言いようがありません。
しかも試合もまだ始まったばかりでしたし、これからという時だったので、本当に残念でなりません。
腰を痛めた時も、特に無理な体制でのリターンではなかったと思いますので、ちょっとしたタイミングで左腰を痛めてしまったのだと思われます。
カチャノフは、ビッグサーバーで勢いのある若手注目の選手ですが、今日の第1セットはけっこうミスも多く、錦織が付け入る隙はたくさんあったと思いますし、勝てる可能性は十分あったと思われるからこそ余計にもったいなかったなと。
調子も決して悪くなかったと思うんですけどね。
とはいえ、もう終わってしまったからには仕方ありません。
7月3日から開幕する本番のウィンブルドンまで十分休養に充てて頂き、ウィンブルドンでは3年連続棄権敗退ということがないように、調整して欲しいと思います。
試合の振り返り
現地時間で午後12時。
今日のハレの天気は晴れ、今日の気温は31度でかなり暑いとのこと。
日本時間で19時03分頃にブルーのNEWウェアでセンターコートに錦織が入場してきました。
コイントスに錦織が勝ってレシーブを選択したため、カチャノフのサーブで試合がスタート。
まずは第1セット。
第1ゲームは、カチャノフのダブルフォルトなどがあるも、キープ!
第2ゲームは、錦織が難なくキープします。
第3ゲームもカチャノフがまたもやミスショットなどで40-40になるも、結局キープ。
第4ゲームも錦織のミスショットなどでブレークポイントを握られるも、40-40に戻し、ピンチがありながらもなんとかキープ。
第5ゲームは、またもやカチャノフのミスショットでブレークポイントを握るも、錦織も決めきれず、カチャノフがキープ。
ここで錦織が腰を痛めたようで苦笑い。
3分間のメディカルタイムアウトを取り、横になってマッサージを受けますが、終わってからもまだ痛そうです。
痛み止めの薬を飲んで、試合再開します。
第6ゲームは錦織のサービスゲームですが1本サーブを打っても、その後のボールを追えず、何度もストレッチをしたりと痛々しさがあります。
2本のサーブを打って、やはりダメだと判断したのか、棄権を申し出て、残念ながら今年も昨年と同じく2回戦の試合途中で棄権敗退となってしまいました。
試合時間は34分でした。
お疲れ様でした。
錦織の試合後のコメントとは
錦織の試合後のコメントが入ってきましたので、以下にまとめてみました。
(痛めたのは)左臀部。
2-2の(第1セット第5ゲームの)ところでひねった感じになった。
体の調子も良かったし、テニスも良くなってきているところだったのでとても残念だ。
全仏オープンの疲れもあると思うが、芝というのが大きいのかもしれない。体勢は基本的に低いし、バウンドが変わったり、不意な動きもたくさんあったりするので、それが理由の可能性は高い。
予兆がなかっただけに、ちょっとびっくり。
今はものすごく痛い。
しっかり1週間休んで、ウィンブルドンに向けて準備したい
トレーニングを積んでいくしかない。
ドクターには1週間くらいで大丈夫と言われた。1週間あれば治ると思うので、今週はしっかり休んで様子を見たい。
(ウィンブルドンに向けて)今回はけがなく終われるようにしたい。
とのことでした。
痛めたのは腰というよりでん部だったのですね。
それにしても昨年は左脇腹を痛め、その時の敗戦後のコメントでも、リハビリすれば大丈夫と言っていた錦織。
※昨年の棄権敗退した記事は以下です。
その後の記者会見でもウィンブルドンまでには間に合うと言っていましたが、4回戦で脇腹の痛みが悪化し、敢え無く棄権敗退してしまったんですよね。
※その時の記事は以下です。
今年はどうなるのか。
一昨年は左脚、昨年は左脇腹と2年連続でウィンブルドンも棄権していますが、ハレで今回3年連続棄権となると、その流れでウィンブルドンでも・・・いやいやそんなことにならないことを祈りたいと思います。
次戦はウィンブルドン!
短いグラスコートシーズンですが、次戦はいよいよグラスコートの本丸である、グランドスラム・ウィンブルドン選手権となります。
7月3日(月)から2週間に渡って行われますので、錦織としては実質10日くらいでなんとか万全の状態にしなければならないわけですが、昨年もハレで左脇腹を痛めて、そこからウィンブルドンまで休養&調整して臨むも、やはり万全に持って行けずに、ウィンブルドンでも敢え無く4回戦で棄権敗退してしまったわけですが、今年も全く同じ轍を踏むことになってしまうのでしょうか。
やはりそこが一番心配であり、気になるところでもあります。
できるだけ良い状態でウィンブルドンに入れるようにして頂きたいですね。
我々ファンは応援することしか出来ませんが、早く良くなることを祈りたいと思います。
頑張れ錦織圭!
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コメント
昨日のダブルスに出たのが大間違い!体力が劣るのだから、休み労わりながら望むべきだった。ガッカリ!
ゴールドベルさん、
コメントありがとうございます。
確かにそうですよね。
正直私もそう思いました。恐らく短いグラスコートシーズンですし、ウィンブルドン前にできるだけ芝での経験を積みたかったのだと思いますが、2年連続で棄権しているのですから、それも考慮して欲しかったですよね。
もちろん昨日のダブルス戦に出場したことが直接的な棄権の原因かどうかまではわかりませんが、少なくとも疲労などは避けたかったわけですから。
私も今回は本当にガッカリしてしまいました。
ウィンブルドンまでに少しでも癒えればいいですけどね。