辛くも初戦突破!
先程行われたシティオープン2回戦。
今大会第2シードで世界ランク9位の錦織圭が、世界ランク58位のドナルド・ヤング(アメリカ)を、6-3、4-6、7-6(7-5)のフルセットで初戦(2回戦)を突破しました!
おめでとうございます。
いやぁ~、今日は正直疲れました。
まさか初戦でここまで苦戦するとは思わなかったで、観ていてイライラしてしまいました。(-_-;)
が、まぁとりあえずハードコート初戦を無事に突破出来て良かったです。
ホッとしました。
確かに今日は悪天候により、試合開始時間が大幅に遅れましたから、錦織も試合を待っているのはけっこう大変だったのではないかと思います。
更にウィンブルドンから3週間以上試合が空いて、久々の試合だったこともあり、試合勘や調整などで、少なからず緊張感や硬さもあったかも知れません。
でも今日は結果的に勝てたから良かったですが、正直危ない場面はいくつもありました。
それくらい今日も非常にミスが多かった印象でしたね。
ヤングには過去5連勝と相性も良く、今日勝てたので結果的に6連勝にはなりましたが、もっと早く勝てる場面はあったと思います。
もちろんどんなカタチであれ、勝てたことが一番重要なことなわけですから、結果オーライと言ってしまえばそれまでなのですが、勝ち方がいつものように危なっかしくて、最後までドキドキの展開に、本当に肝を冷やしました。(-_-;)
3連戦の最初の試合であり、尚且つ初戦なのですから、もう少し省エネで勝てたらもっと良かったんですけどね。
とりあえず試合が終わったのはアメリカ時間でも深夜2時頃でしたから、相当疲れたと思います。
今日はゆくっり休んで欲しいですね。
試合の振り返り
現地時間で午後11時過ぎ。
今日のワシントンは雨で、試合が予定より4時間以上も遅れ、日本時間で午後12時17分に紺色のウェアで錦織が入場してきました。
コイントスにヤングが勝ってサーブを選択したため、ヤングのサーブで試合がスタート。
まずは第1セット。
第1ゲームは、錦織がいきなりブレークに成功!
第2ゲームも錦織のミスショットで0-40と3本のブレークポイントを与えてしまい、ブレークバックされてしまいます。
第3ゲームも40-15で2本のブレークチャンスを握るも40-40に戻されるも、再度ブレークに成功!
第4ゲームは、錦織が難なくキープ。
第5ゲームは錦織のウィナーが決まり、ラブゲームでブレークに成功!
第6ゲームも錦織の2本連続でダブルフォルトなどがあり、ブレークポイントを握られ、ブレークバックされてしまいます。
第7ゲームは、ヤングがキープ。
ここでNEWボールになります。
第8ゲームはまたもや錦織のミスショットでヤングにブレークチャンスを与えるも、40-40まで追いつき、なんとかキープ。
第9ゲームは、錦織のウィナーやパッシングショットが決まり、2本のセットポイントが来ます
ここまでの試合時間は32分でした。
続いて第2セット。
第2セットは錦織のサービスからスタート。
第1ゲームは、錦織のミスショットでいきなりラブゲームでブレークされてしまいます。
第2ゲームはヤングがキープ!
第3ゲームは30-30になるも、なんとか錦織がキープ。
第4ゲームは、ヤングがキープ。
第5ゲームは、30-30になるも錦織がキープ。
第6ゲームは、ヤングにミスが出て40-15で2本のブレークチャンス!
錦織が一気に決めてブレークバックに成功!
第7ゲームは、錦織のミスショットで30-40から、ヤングにまたもやブレークされてしまいます。
第8ゲームは、ヤングがラブゲームでキープ。
第9ゲームは錦織のミスで30-40と、セットポイントを与えるも40-40まで戻し、なんとかキープ。
第10ゲームはヤングのserving for the 2nd set。
ヤングのサービスポイントなどでこのゲームをキープし、第2セットは4-6でヤングが取りました。
ここまでの試合時間は1時間12分でした。
続いて第3セット。
このセットは錦織のサービスからスタート。
第1ゲームは、錦織のミスショットなどで40-40になるも、なんとかキープ。
第2ゲームは錦織のリターンエースなどで2本のブレークポイントを握るも、40-40まで戻され、その後も4本のブレークポイントを握るも結局ヤングがキープ。
第3ゲームは、錦織のダブルフォルトがあるも、サービスエースなどでキープ。
ここで錦織はウェアを着替えます。
第4ゲームはヤングがキープ。
第5ゲームは錦織がドロップショットなどで難なくキープ。
第6ゲームはヤングがキープ。
ここでNEWボールになります。
第7ゲームは錦織のバックのミスなどで40-40になるも、なんとかキープ。
第8ゲームは、ヤングのスーパーウィナーなどでキープ。
第9ゲームは、錦織のサービスエースなどでキープ。
ここでレシーブの態勢を崩したヤングがコートに倒れ込んでしまい、主審が駆け寄りますが、大丈夫のようです。
第10ゲームはヤングのミスショットで40-15になり、2本のマッチポイントを握るも40-40に戻され、結局ヤングがキープ。
第11ゲームは錦織がラブゲームキープ!
第12ゲームヤングのミスショットで40-30でマッチポイントが来るも、ミスで40-40になり結局キープされタイブレークへ。
・錦織のサービスポイントで、1-0
・ヤングのショットがアウトになりミニブレークで、2-0
・錦織のバックのクロスが決まりミニブレークで、3-0
・錦織のバックがアウトになりミニブレークバックされ、3-1
・ヤングのショットがアウトになり、4-1
・錦織のフォアがアウトになり、4-2
・ヤングのショットがアウトになりミニブレークで、5-2
・ヤングのショットがアウトだと判断した錦織がボールを見逃しミニブレークバックで、5-3
・錦織のショットが決まり、6-3で錦織にマッチポイント
・ヤングのショットが決まり、6-4
・ヤングのサービスポイントで、6-5
・錦織のサービスポイントが決まり、7-5でタイブレークを制し、第3セットを錦織が取り、セットカウント2-1で初戦(2回戦)を錦織が突破しました!
トータル試合時間は2時間24分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、
今回の調子はどうだったのでしょうか?
スタッツを見ると、3セット平均で58%でした。
第1セットの第6ゲームでは、2本連続ダブルフォルトなどのミスや、焦りからくる自滅的なミスなどで今日は全体的に良くなかった印象です。
第1セットはブレーク合戦で、良かったり悪かったリ、簡単に取れそうなのに、自らブレーキをかけてミスを連発してしまったり、第2セットもそうですね。
それでも要所でポイントが取れれば、ストレートで勝ててた試合だったと思いますが、そこを取り切れないのは、なんなんでしょう。
すごく良いショットが打てたり、ウィナーを決めたかと思えば、簡単なミスを繰り返してしまうという・・・。
今日は言いたいことが他にもたくさんありますが、試合が大幅に遅れての深夜の試合だったり、久々の試合とか、ハードコートシーズンの初戦だからとか、色々な言い訳がたくさんできる試合でしたので、試合内容はそういうもうそういうことのせいにして、苦しいですが、今日は勝てたことで結果オーライにしたいと思います。 (^_^;)
次戦はきっと絶好調の錦織になっているはず!
そう期待したいと思います。
錦織の試合後のコメントとは
錦織の試合後のコメントが入ってきました。
「出だしは自分のテニスができていたが、第2セットは相手の速いテニスに少し押されてミスをしてしまった。
最後は運も良かった。
次のデルポトロ戦はタフな戦いになる。」
そうですね。
今日のミスに関してはもちろんよくはなかったですが、次のデルポトロ戦でも同じようなミスをしていたら絶対に勝てないと思うので、できるだけミスを減らし、ファーストサーブの確率を上げるように集中して頑張って欲しいと思います。
次戦(3回戦)の対戦相手と試合日時は?
錦織の次戦となる3回戦は、過去1度しか勝ったことがないデルポトロと対戦します。
試合日時などの詳細は発表があり次第、追記します。
追記:錦織の3回戦は、日本時間で8月4日(金)午前8時以降に試合開始予定です。
(試合開始時間が遅れる可能性あり)
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