ズべレフに完敗で決勝進出ならず!
先程行われたシティオープン準決勝。
今大会第2シードで世界ランク9位の錦織圭が、世界ランク8位のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)に3-6、4-6のストレートで破れ、決勝進出とはなりませんでした。
残念!
一言で言うなら、やはりズべレフは強かったということですね。
悔しいですが今日は本当にズべレフに完敗でした。
錦織とは初対戦ということで迎えた試合だったわけですが、ここまでこてんぱんにやられてしまったら、もう手も足も出ませんね。
198cmから打ち落とされるビッグサーブと、長い手足で繰り出されるフォアやバックからの深いショット、ストロークも良い選手なので、もう殆ど突け入る隙がなかった状態でした。
ただ錦織は昨日から心配していた通り、疲労がMAXだったようですね。
目はなんとなくうつろでしたし、体も重そうでイージーミスも多く、本来のパフォーマンスが出せていませんでした。
動きにキレもなく、完全に精彩を欠いていたように思います。
それでも昨日のポール戦のように、第1セットを取られ、第2セットも先にブレークされた状態で、最後の力を振り絞っての底力を期待していましたが、やはり相手はA・ズべレフですから、そう簡単にはいきませんでしたね。
あっけなく1時間3分で終わってしまいましたが、それでも深夜の戦いを連日こなし、このワシントンでもギリギリのところで頑張って勝ち上がれたのは評価できますし、錦織自身の中でも、多少の自信にはなったと思います。
苦手なデルポトロにも勝ちましたしね。
ということで、残念ながらワシントンではベスト4で終わってしまいました。
とりあえず、今日はゆっくり休んで欲しいと思います。
試合の振り返り
現地時間で午後7時過ぎ。
今日のワシントンは晴れているので雨の心配はないようです。
予定通り日本時間で19時02分にネイビーのウェアと、今日はネイビーのバンダナで錦織が入場してきました。
コイントスに錦織が勝って、いつものようにレシーブを選択したため、ズべレフのサーブで試合がスタート。
まずは第1セット。
第1ゲームは、ズべレフのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第2ゲームは、錦織のバックやフォアのミスで、0-40で3本のブレークポイントを許し、いきなりラブゲームでブレークされます。
第3ゲームは、ズべレフのサービスポイントや錦織のミスなどもあり、難なくキープ。
第4ゲームも、フォアのミスやダブルフォルトなどがあり、40-40になるも錦織がキープ!
第5ゲームは、ズべレフのサービスエースやドロップショットに翻弄され、ラブゲームキープ!
第6ゲームは、錦織のダブルフォルトなどミスで40-40になるもキープ。
第7ゲームは、ズべレフがサービスポイントなどでラブゲームキープ!
ここでNEWボールになります。
第8ゲームは、サービスポイントなどで難なくキープ。
第9ゲームは、ズべレフのServing for the set.
ズべレフのサービスポイントなどでラブゲームでキープし、第1セットは3-6でズべレフが取りました。
ここまでの試合時間は28分でした。
続いて第2セット。
第2セットは錦織のサービスからスタート。
第1ゲームは、錦織のサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第2ゲームは、ズべレフのサービスポイントなどで難なくキープ。
錦織の表情がうつろな感じです。
なんとなく体が重そうです。
第3ゲームは、錦織のミスで15-40で2本のブレークポイントを許し、ブレークされます。
第4ゲームは、ズべレフがサービスポイントなどで難なくキープ!
第5ゲームは、錦織のミスショットがあるもサービスポイントなどでキープ!
ここで錦織はウェアを着替えます。
第6ゲームは、ズべレフのミスショットがあるもキープ。
第7ゲームは、錦織のサービスポイントなどでキープ。
第8ゲームは、ズべレフのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第9ゲームは錦織のサービスポイントなどで難なくキープ!
第10ゲームは、ズべレフのserving for the mutch。
ズべレフのダブルフォルトなどでキープし、セットカウント0-2でズべレフが決勝進出となりました!
トータル試合時間は1時間3分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、
今回の調子はどうだったのでしょうか?
スタッツを見ると2セット平均で57%ということで、あまりファーストサーブの確率は良くはなかったですね。
一方のA・ズべレフは相変わらず絶好調で、ファーストサーブの確率も70%、第1セットに至っては、ファーストサービスのポイント獲得率も100%、セカンドサーブのポイント獲得率も70%もあり、自分のサービスゲームはほぼラブゲームでキープしていたくらいでしたから。
若干20歳ながら、ある意味貫禄すら漂っていましたね。
錦織は体も重そうで自滅気味のミスも多く、今日は第1セット序盤から、イヤな空気感が漂っていました。
昨日のポール戦のように挽回できる気力も体力も、もはや錦織には残念ながら残っていなかったようです。
まぁ連夜の深夜決戦が続いていましたから、仕方がない部分はありましたが、今回もフィジカル面の課題が残ってしまいました。
錦織の次戦の試合予定は?
錦織の次戦となる試合は、明日からモントリオールで始まるロジャースカップになります。
休む間もなく次の試合に行かなければならないのは大変ですが、ロジャーズカップはATP1000マスターズですから、気は抜けません。
ロジャーズカップでも、熱い戦いを期待したいと思います。
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