3回戦の試合日時が決定!
ウィンブルドン2018が開幕して今日で6日目。
さて、錦織圭の3回戦の試合時間ですが、コート1の第3試合に組まれましたので、日本時間で、本日深夜午前1時以降に試合開始予定ということになります。
※第2試合が長引いている為、第3試合は午前3時30分前後になりそうです。(-_-;)
※先程ようやく第2試合が終わり、錦織圭が日本時間の午前3時17分に入場してきました。
ウォーミングアップ後に試合開始となります。
今日の3回戦も深夜の時間帯ですが、見逃せない試合ですので頑張ってリアルタイムで応援したいと思います。
ファーストサーブに手応え
一昨日のウィンブルドンの2回戦。
トミックに第1セットこそ取られてしまいましたが、それでも初戦に比べて明らかにアグレッシブにプレーしていたように思います。
トミックも早いプレーで、サーブをどんどん打ち込んできていましたし、錦織もそのペースに合わせるかの如く、フォアもバックも、そして時折サーブ&ボレーを織り交ぜながら、しっかりウィナーを取っていましたよね。
今大会の錦織の試合(初戦、2回戦)を2試合観てきて思ったのは、とにかくいつもよりもファーストサーブの確率が高いということです。
初戦で70%、2回戦でも64%でした。
2戦続けてけっこう高い確率でファーストサーブを入れられているという意味では、し合いが締まりますし、安定もしますよね。
特筆すべきは、サービスエースが初戦で8本、2回戦で24本だったことです。
これは、他のサーフェスでは今まで中々出なかった数字です。
錦織もトミック戦終了後に、
「今日はサーブに救われた」
と言っていましたよね。
やはりファーストサーブの確率が高かったり、これだけエースが取れると、気持ちが良く試合が進みます。
しかもけっこう大事な場面でエースが取れていたのも、良かったポイントですよね。
ルーティンを変えた?
今まで苦手なサービスの改善に試行錯誤を繰り返し、フォームなど模索してきた錦織が、このウィンブルドンの大舞台でルーティンを変えていたというニュースを見て、えっ???どこの部分???と録画を見直し、ようやく気付きました。(^_^;)
確かによく観てみると、今大会からセカンドサーブ前にボールボーイから球を受け取る方法に変えているではありませんか。
以前は、ファーストサーブ前に3個のボールを受け取り、その3個から1個は外し、1個はポケットにしまい、セカンドサーブになると、ポケットから取り出して打っていましたよね。
その変えた理由というのが、
「1球入魂です。
(セカンドサーブで)ボールを受け取るのがめんどくさくなる。
だから、なるべくファーストを入れたいと思う」
そうか、なるほど・・・ですね。
確かにこのルーティンであれば、ファーストサーブに集中しようとより思うのでしょうし、今のところそれが奏功しているのですから、良いルーティンだと思います。
ということは今までファーストが入らなかったのは意識や集中力の問題だったのか??
それはまぁ良いとして(^_^;)、いずれにしてもファーストが入る確率が上がったり、エースが増えるのは、特にこの芝ではかなり有効だと思いますので、その調子で今後もそのルーティンを続けて欲しいなと思います。
対戦相手は難敵キリオス!
錦織のウィンブルドン3回戦は、今大会第15シードで世界ランク18位ニック・キリオス(オーストラリア)との対戦になります。
キリオスとは過去に3度対戦していますが、いずれも錦織がすべて勝っている相手なんですよね。
でも3連勝しているからとはいえ、全く油断は出来ない相手です。
毎回接戦ですし、楽に勝てている相手ではなく、タフな戦いになることも、容易に想像できてしまうからですね。
キリオスは2回戦で戦ったトミックと同じオーストラリア人選手で、同じくちょい悪な問題児扱いされてきた選手です。
ただここ最近は、怪我などもありながらテニスに真摯に向き合っていますし、そこはトミックとは違うところだったかなと思います。
いずれにしても芝では初対戦ということで、ビッグサーバーのキリオス戦を前に戦々恐々といった感じです。
ちなみに最後に戦ったのは、2016年のマドリードオープンでしたが、その時はフルセットでようやく勝ったという印象でした。
※その時の記事は以下です。↓↓
錦織は3回戦の対戦相手がキリオスに決まり、
「サーブがすごい。
ストローク戦に持ち込めばビッグサーバーなので、自分のサービスゲームをしっかりキープできればチャンスはあると思います。
だから、自分のサービスゲームを集中してやらないと勝てない」
と言っていました。
確かにキリオスはビッグサーバーですし、初戦でも42本のエースを打ち込んでいるなど、凄まじいパワーとストロークで攻めてくる選手ですよね。
芝のサーフェスでは球足が速いので、ビッグサーバー有利と言われていますが、間違いなくキリオスとの対戦はタフな戦いになるでしょう。
錦織も言っている通り、ストローク戦にいかに持ち込めるかですね。
キリオスはストロークも上手い選手ではありますが、それでも錦織がこういうコメントをするということは、きっと自信があるのでしょう。
そして、キリオスも錦織戦を前に、
「とてもタフになるだろう。
圭からは、まだ勝利したことがない。
芝はきっと彼が1番苦手なサーフェスだろう。
でも彼はどんなサーフェスでも戦えるし、最高のリターンをする選手」
と言っていました。
やはりキリオスは、わかっていますね。
確かに錦織は、サーフェスの中で一番芝で結果を残していないですし、怪我が多く棄権を余儀なくされてきたここ数年を考えれば、どうしても本人の中でも苦手意識がどこかにあるとは思います。
それでも、錦織は本当に器用で天才肌の選手。
どんなサーフェスでもアジャストできると思いますし、もちろん最高のリターンができる数少ない選手の一人だと思います。
芝の特性上、怪我のリスクは付きものだとは思いますが、それでもそのリスクは想定内ということで、それなりにトレーニングも積んできているはず。
バージョンアップ、リニューアル、マイナーチェンジなど、錦織の中で部分的にフォームを少しずつ変えたり、強化するべきところは強化してきているようですので、今年のウィンブルドンは今まで以上に個人的に期待しているんですよね。
それが、今回のキリオス戦で顕著に表れるのではないかと思っています。
これはかなりの注目カードなのではないでしょうか。
とにかく頑張れとしか言えませんが、今あるベストを尽くして戦って欲しいですね。
テレビ放送予定は?
さて、全仏オープンのテレビ放送やネット配信ですが、WOWOWまたはオンデマンドでは完全生中継があります。
地上波では、NHK・EテレにてLIVE放送予定です。
是非皆で応援しましょう!
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