4回戦の試合日時が決定!
ウィンブルドン2018が開幕して今日で8日目。
錦織圭の4回戦の試合時間が決定しました。
コート2の第2試合に組まれましたので、日本時間で、本日午後9時30分前後に試合開始予定ということになります。
※日本時間で午後9時32分に錦織圭がコート2に入場してきました。
ウォーミングアップ後試合がスタートします。
キャリアハイがかかっている4回戦ですから、絶対見逃せません!
今日もリアルタイムで応援したいと思います。
芝人生でトップのプレー
ことあるごとに芝は苦手とか、あまり好きではないと語っていた錦織ですが、3回戦のキリオス戦は、今振り返ってみても本当に素晴らしい試合だったと思います。
試合後の記者会見で、錦織自身も
芝人生の中でトップのプレーができた。
優勝候補になる相手。
その相手に勝てたのはうれしい。
サーブとリターンは、ベストの日だった」
そう自画自賛した程でしたし、海外メディアも錦織のプレーを絶賛した記事が多く掲載されたようです。
まぁ実際あの試合は、本当に芝人生最高のプレーだったと思いますよ。
あのビッグサーバーのキリオス相手に、あそこまでリターンされたら、キリオスも、もう為す術なしといった感じでしたもんね。
キリオスも試合後の会見で、
「今日の朝は最高だった。
ボールもしっかり打てた。
コートへ立つとすぐにいい気分ではなくなった。
それが何だったかは分からない。
いつも彼との対戦はタフ。
今日、自分はいいプレーではなかった。
フットワークは最悪で、悪い日だったと思う。
ちょっと緊張していた。
色々気になっていた。
今日は多くのことで苦しんだ。
落ち着かなかった。
明らかに最初のゲームでブレークされたのはよくなかった。
パニックになってしまった。
全てがうまくいかなかったと思う。
何と言えばいいか分からない。
彼(錦織)はいいプレーをしていた。
ほとんどの場合、自分のサービスをラケットで触れなかったり、ボールを返すことができていない。
彼はリターンがとてもよかった。
落胆している。
もちろん、腹立たしい。
もっといいプレーをしたかった。
ほとんど何もできなかった。
本当に落ち込んでいる。
負けたことが現実」
とのことでした。
う~む・・・。
この会見の内容を聞くと、全仏でのティエム戦を思い出します。
全仏で3回戦まではベストなプレーで勢いよく勝ち上がっていた錦織でしたが、ティエムとの試合では、その勢いは完全に影を潜めてしまいましたよね。
でもこの時は途中の第3セットで反撃して1セット取り返しはしたものの、結局は前半のダメージが大きく、2セットダウンを逆転出来るほどの余力は錦織には残っていなかったんですよね。
元々ティエムがクレーでは1枚上手ではありましたが、それでも3回戦までの勢いがあれば、絶好調のティエム相手でも、あそこまでの圧倒的な差で敗けてしまうことはなかったはずなんです。
むしろ勝機はあったはずだと思っていました。
試合後の会見で錦織は、何にも出来なかったとか、今回のキリオスと同じような敗戦の弁を語っていましたので、きっと同じような精神状態で今回キリオスは敗けてしまったんだろうなと思いました。
こういう状態って、いったいなんなんでしょうね。
本来の実力を発揮出来ないような緊張感というのは、やはりプレッシャーからくるものなのでしょうか。
今回の3回戦では、錦織はサーブもリターンもとにかく素晴らしかったですが、日没間近だったこともあり、最初から集中力全開でしたよね。
まさか日没前までに試合が終わるとは思ってなかったと後で語っていましたが、それでもできるだけサスペンデッドになることは避けたかったでしょうから、早めに試合を終わらせて勝ちたい思いも伝わりましたし、トイレも我慢していたようですし、実際本当に集中していたんだと思います。
それがプレーにも現れ、サーブやリターンの精度もさることながら、そこに集中力も加わり、ベストなプレーが生まれ、優勝候補のキリオス相手にストレートで勝てたのだと思います。
試合は予定より2時間30分も遅れ、午前3時30分頃から始まり、私自身の眠さもピークを迎えていましたが、その眠さも吹き飛ばす圧巻プレーの連続に、一気に眠気も吹き飛んでしまったくらいでした。(^_^;)
ああいうプレーが出来るのですから、それはもう期待しちゃいますよ♪
芝人生でトップのプレーと語っていた錦織が、このウィンブルドンでどこまでの快進撃を魅せてくれるのか!
4回戦が今から本当に楽しみですね。
いよいよ2週目に突入!
さて、今週からいよいよ2週目に突入します。
テニスの聖地であるこのウィンブルドンで、錦織と共に2週目に突入できるというのは、なんだかすごく感慨深いと言いますか、とても誇らしい気持ちになりますね。
恐らく出場した他の日本人選手は全て敗れ、女子の注目選手であった大阪なおみも3回戦敗退となってしまいましたので、なんとなくそう感じられるのかも知れませんし、怪我で早期敗退やら棄権やらで、ここ数年はあまり本意な成績を残せていなかったので、余計にそう感じてしまうのかも知れません。
そしてベスト16が出揃ったわけですが、勝ち上がったメンツを見てみると、トップ10選手の半分がもう姿を消していましたね。
まぁトップ10外でも、錦織を始め、ジョコビッチやラオニッチなどの実力者が勝ち上がってきてますので、順当と言えば順当ですけど、ここからが真のレベルの高い戦いになってくるわけです。
キャリアハイを超えられるか?
振り返ってみると、錦織としてはウィンブルドンで4回戦までは過去2度(2014年、2016年)勝ち上がったことがある成績なんですよね。
ですからここまでは見たことがある景色なわけです。
そして今日行われる4回戦を勝ち上がることが出来れば、錦織にとってもキャリアハイ更新となりますし、グランドスラムで唯一ベスト8まで勝ち上がれていなかったこのウィンブルドンでも、ついにベスト8進出となります。
4大大会全てでベスト8入りという成績は、日本人男子史上初の快挙ということにもなります。
だからこそキャリアハイを超えるために、なんとしても確実にウィンブルドンでこの山を越えていきたいですよね。
ここまでの戦いぶりを見る限り、ベスト8はもちろんのこと、もしかしたらそれ以上をも狙えるのではないか?そんな淡い期待を抱かせてくれる期待感というのが今の錦織にはあります。
決してラッキーや偶然でここまで勝ち上がったわけではなく、しっかりと地に足をつけた、真の実力でここまで勝ち上がってきていると思っているからゆえですね。
クレーシーズンで完全復活を遂げた錦織が、確固たる自信と共にグラスコートシーズンに挑み、4年ぶりにハレで怪我なく乗り込んできたここウィンブルドンで、 かつてない程の勢いと自信みなぎるプレーで、4回戦まで勝ち上がってきたわけです。
これはもう行けるところまで行くしかないですし、是非行って頂きましょう!
ウィンブルドンで一つの壁になっていたベスト8を、まず確実に取りに行って、まだ見ぬ景色を存分に味わいたいですね。
対戦相手は元世界10位!
錦織のウィンブルドン4回戦は、世界ランク138位エルネスツ・ガルビス(ラトビア)との対戦になります。
ガルビスとは過去に2度対戦していますが、いずれも錦織がすべて勝っている相手なんですよね。
1度目は今から10年前のチャレンジャーで、2度目は2014年のマドリードでした。
ATPツアーではそのマドリードのみですし、もう4年前になります。
そして今回の芝コートでの対戦は初めてですから、どんな戦いになるのか注目ですね。
現在ガルビスは、ランキングこそ138位と随分下げていますが、2014年当時は世界10位まで勝ち上がったことがある実力ある選手。
一昨日の3回戦でも、あのズベレフ相手にフルセットの末に勝ったわけですから、その実力は健在かと思われます。
錦織は4回戦の対戦相手がガルビスに決まり、
「力強いショットを持っている。
急にここで調子を上げてきているので、危ない選手。
サーブがかなり強烈。
リターンゲームが鍵になると思います」
と言っていました。
ガルビスは今大会では、ランキング的にも全く注目されていない選手だったと思われますが、予選から4回戦まで勝ち上がってきているわけですし、かなり勢い付いていますよね。
錦織が言うように、サーブも力強く、 ストロークも良いので、キリオス戦の時のようなプレーで、リターンゲームに集中していくことがポイントになるかと思います。
そして錦織としては、今大会ファーストサーブがすごく好調ですし、サービスエースもバンバン取れていますので、その好調の波を絶対に維持して欲しいですし、攻めのストロークでベスト8を是非とももぎ取って欲しいなと思っています。
今日も精一杯応援します。
テレビ放送予定は?
さて、全仏オープンのテレビ放送やネット配信ですが、WOWOWまたはオンデマンドでは完全生中継があります。
地上波では、午後9時よりNHK・GサブちゃんねるにてLIVE放送予定です。
是非皆で応援しましょう!
コメント