圧勝で初戦突破!
先程行われた、全米オープン1回戦。
今大会第21シードで世界ランク19位の錦織圭が、世界ランク50位のM・マーテラー(ドイツ)を、6-2、6-2、6-3の圧巻のストレートで初戦を突破し、2回戦進出を決めました!
おめでとうございます。
ヨッシャー!!
いやぁこんなに絶好調のプレーを観たのは、本当に久しぶりでしたね。
今日は錦織らしいプレーが随所に見え、圧巻のパフォーマンスでストレート勝ちできました。
やはり錦織圭はこうでなくてはいけません!
猛暑にも負けず、コントロールも抜群!
終始主導権を握ってマーテラーには1度もブレークを許さず、完璧な試合運びが出来たと思います。
こういうプレーがハードコートで観たかったんですよ!
観ていて本当に清々しく、ワクワクするようなプレーで、嬉しい大満足の観戦になりました。
完璧なプレーが戻ってきた!
今日は試合が予定より2時間40分も遅れ、更に夜になっても気温が下がらず、30度以上という蒸し暑い中、どうなるんだろうと思っていたのですが、そんなことは何にも心配することはありませんでしたね。
だって今日の錦織は完璧だったのですから。
コート17に入場してきた時から、かなり気合いが入った集中している表情でしたので、今日は期待できるなと思ってはいました。
実際第1セットの第1ゲームからいきなりブレークするなど、幸先良い展開でしたよね。
その後のプレーでも終始落ち着いていましたし、集中力も高く、メンタルが本当に今日は充実しているのが伝わりましたよね。
シンシナティ以降今日の試合までの間、しっかり調整&準備が出来たということなんだろうなというのがよくわかりました。
ただ今日のファーストサーブの確率は決して良くはなかったのですが、今日はミスも少なくウィナーは逆に多く、そういったことで安定感があるように感じたのだと思います。
ようやくハードコートで、錦織らしい素晴らしいパフォーマンスが観れましたし、特に今日の試合が本当に完璧でしたので、そういう意味でも今大会の全米の活躍にかなり期待が持てるなぁと思いました。
この調子で2回戦も頑張って欲しいですね。
試合の振り返り
現地時間で午後6時40分。
気温は34度ですが、体感的には40度を超えているとか。
夕方の時間ですので日差しはもうありませんが、かなり蒸し暑いようです。
予定より2時間40分遅れて、日本時間の午前7時40分に、白いキャップ、白と緑のウェアで錦織圭が入場してきました。
コイントスに錦織が勝って、レシーブを選びました。
ウォームアップ後、試合がスタート。
マーテラーのサービスから試合がスタートします。
まずは第1セット。
第1ゲームは、マーテラーのミスショットや錦織のリターンウィナーなどで40-30とブレークポイントが来るも40-40に戻され、3度のデュースを経て、マーテラーのショットがネットにかかり、錦織がいきなりブレークに成功!
第2ゲームは、錦織のダブルフォルトがあるも、フォアのウィナーやサービスポイントなどで難なくキープ。
第3ゲームは、マーテラーのサービスポイントがあるもミスショットで40-40に。
マーテラーが連続ミスをし、錦織が2度目のブレークに成功!
第4ゲームでは、錦織のサービスポイントやウィナーなどでキープ。
第5ゲームは、マーテラーのミスショットがあるも、サービスポイントなどでキープ。
第6ゲームは、錦織のサービスポイントなどで難なくキープ。
第7ゲームは、マーテラーのミスショットや錦織のウィナーなどで40-30と錦織にセットポイントが来るも40-40に戻され、マーテラーがキープ。
NEWボールになります。
第8ゲームは、錦織のServing for 1stset.
錦織のサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第1セットは錦織が6-2で先取しました。
ここまでの試合時間は33分でした。
ここで錦織はトイレットブレークを取ります。
続いて第2セット。
マーテラーのサービスからゲームがスタート。
第1ゲームは、マーテラーがストロークで攻め、錦織のミスを誘い、サービスエースで難なくキープ。
第2ゲームでは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!
第3ゲームでは、マーテラーのミスショットなどで錦織が40-40に追いつくも、マーテラーのサービスポイントやウィナーでキープ。
チェンジエンドの時間を使って錦織がウェアを着替えます。
第4ゲームは、錦織のミスショットで0-30になるも、マーテラーのミスを誘ってキープ。
第5ゲームは、錦織がストロークで押し切り、40-0と3本のブレークポイントが来て、1本エースで戻されるも、バックハンドウィナーでブレークに成功!
錦織がガッツポーズ!
第6ゲームは、錦織の連続サービスエースやバックのダウンザラインなどでラブゲームキープ!
第7ゲームは、錦織がドロップショットなどストロークで押し、40-30とブレークポイントが来るも一旦40-40に戻されます。
錦織がストロークせ攻め2度目のブレークに成功!
第8ゲームは、錦織のServing for 2ndset.
サービスエースやストロークで攻めてラブゲームキープ!
第2セットも錦織が6-2で取りました。
ここまでの試合時間は1時間7分でした。
錦織はウェアを着替えます。
勝負の第3セット。
マーテラーのサービスからゲームがスタート。
第1ゲームは、マーテラーのウィナーなどストロークで押し、錦織のミスを引き出してキープ。
第2ゲームは、錦織のサービスポイントやウィナーなどで難なくキープ。
第3ゲームは、マーテラーのミスショットや錦織のリターンエースなどで40-40に追いつくも、マーテラーのウィナーなどでキープ。
第4ゲームは、錦織のサービスポイントやウィナーなどでラブゲームキープ!
第5ゲームは、マーテラーのダブルフォルトがあるもサービスポイントやウィナーなどで難なくキープ。
第6ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで押し、難なくキープ。
第7ゲームは、マーテラーのサービスゲームがあるも錦織がミスを誘って40-40に追いつき、錦織がアドバンテージを握り、最後はマーテラーのダブルフォルトで錦織がブレークに成功!
第8ゲームは、錦織のサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第9ゲームは、錦織のウィナーや攻めのストロークで40-0と3本のブレークポイントが来て、一気にブレークに成功!
第3セットも錦織が制し、セットカウント3-0のストレートで錦織が2回戦に進出を決めました。
トータル試合時間は1時間41分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?
今日のファーストサーブの確率はトータルで、55%と、決して良くはなかったんですよね。
ただ、ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、トータルで87%とかなり良く、更にセカンドサーブのポイント獲得率も84%でしたので、打てばポイント取れるというまさにゾーンに入っていた状態ということで、ファーストサーブが良くなくてもおつりが来るほど安定していたプレーだったと思います。
そしてウィナーはマーテラーの15本に対し、錦織は25本と多く、アンフォーストエラーはマーテラーの28本に対し、錦織は13本と少ないという理想的な展開というのも追い打ちをかけました。
データ的に見ても、完璧で何も言うことがないですね。
こういう試合展開がいつもできたらもちろんいいですが、それでも全米初戦でこういう勝ち方が出来たということは、やはり波に乗るという意味でもすごく重要だったと思います。
やはりグランドスラムではある意味勢いも大事ですからね。
錦織の試合後のコメントとは
錦織の試合後のコメントが入ってきました。
「すごく内容が良く、いいスタートが切れた。
しっかり前に入ってフォアも打てたし、バックもフラットでいいところに入った。
納得がいかない場面も何回かはあったが、最後まで集中を保てた。
(2回戦へ)今日いい試合ができたのでこの調子でやっていきたい」
とのことでした。
今日は猛暑の中で、あれだけの圧巻のパフォーマンスが出せた錦織には何も言うことはありません。
ということで、2年ぶり6度目の初戦を突破した錦織ですが、とにかくこの良い状態をキープし続け、この調子で2回戦も頑張って欲しいなと思います。
次戦(2回戦)の対戦相手は?
錦織の次戦(2回戦)は、ガエル・モンフィス(フランス)と対戦します。
次戦は中1日空けて、日本時間の8月31日金曜日の予定です。
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