ストレートでベスト8!
先程行われた、パリマスターズ3回戦。
今大会第10シードで世界ランク11位の錦織圭が、世界ランク6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)を、6-4、6-4のストレートで破り、準々決勝進出を決めました!
おめでとうございます。
やったー!!
アンダーソンにストレートの快勝とは素晴らしい!
先週のウイーンのリベンジをここできっちり果たしましたね♪
これでストレートで4年ぶりにベスト8進出となりました!
高い集中力で掴んだ勝利
改めて今日の錦織は、本当に素晴らしかったですね~。
少ないチャンスを高い集中力で自ら掴み取った勝利だったと言っていいでしょう。
先週のウイーン決勝で、あれだけアンダーソンからブレークが奪えなかったのに、今日は第1セット第1ゲームからいきなりブレークスタートという最高のスタートを切ったことで、波に乗って行けたのだと思います。
ただ、その後はアンダーソンのビッグサーブでチャンスはほぼなかったですから、いかに少ないチャンスをモノに出来たかということですが、見事に今日はそれをやってのけたということですね。
そしてアンダーソンのビッグサーブは健在ながらも、今日はミスも多く、ウイーンの時より錦織のボールへの対応が弱冠遅かったように映り、疲労の色が見えたような気がしました。
逆に錦織の方は、尻上がりにバックハンドの精度も上がってきてましたし、アンダーソンにブレークはおろか1度もブレークポイントさえ与えない完璧な内容での勝利でしたね。
さすがは我らが錦織圭です♪
今日は錦織のプレーが自信に満ちあふれていましたし、充実した表情がとても印象的でした。
試合の振り返り
コートセントラルに予定より遅れて、日本時間午前5時15分に、白色のバンダナと白と緑のウェアで錦織圭が入場してきました。
コイントスにアンダーソンが勝って、サーブを選びました。
ウォームアップ後、試合がスタート。
アンダーソンのサービスから試合がスタートします。
まずは第1セット。
第1ゲームは、アンダーソンのミスや錦織のウィナーなどで40-30と錦織にブレークポイントが来て、アンダーソンがダブルフォルトを犯し、いきなりブレークに成功します。
第2ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!
第3ゲームは、錦織のミスやアンダーソンのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第4ゲームは、錦織のダブルフォルトがあるも、サービスポイントやサーブ&ボレーなどで難なくキープ。
第5ゲームは、アンダーソンのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第6ゲームは、錦織のミスがあるも、ロングラリーなどストロークで攻めてキープ。
第7ゲームは、アンダーソンのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
ここでNEWボールになります。
第8ゲームは、錦織のサービスポイントやボレーやドロップショットなどストロークで攻めて難なくキープ。
第9ゲームは、アンダーソンのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第10ゲームは、錦織のServing for 1stset.
錦織のミスショットがあるも、サービスポイントやストロークで攻め、最後はエースを決めて難なくキープ。
第1セットは錦織が6-4で先取しました。
ここまでの試合時間は33分でした。
錦織はトイレットブレークへ。
続いて第2セット。
アンダーソンのサービスからゲームがスタート。
第1ゲームは、アンダーソンのサービスポイントがあるも、ミスショットで40-40に。
アンダーソンのサービスポイントやストロークでキープ。
第2ゲームは、錦織のミスショットがあるも、サービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
第3ゲームは、アンダーソンのサービスポイントなどで難なくキープ。
第4ゲームは、アンダーソンのウィナーがあるも、錦織のサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
第5ゲームは、錦織のミスやアンダーソンのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第6ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
ここでNEWボールになります。
第7ゲームは、錦織がストロークで攻めて30-0とチャンスが来るも、連続ミスで30-30に。
アンダーソンのミスで40-30と錦織にブレークポイントが来るも、サービスで1本戻され40-40に。
アンダーソンのサービスポイントや錦織のミスでキープ。
第8ゲームは、錦織のミスがあるも、サービスポイントやウィナーなどストロークで攻めて難なくキープ。
第9ゲームは、アンダーソンのミスや錦織のウィナーで30-0で1本戻されるも、そこから錦織がウィナーを決め、40-15と2本のブレークポイントが来て、一気にリターンエースでブレークに成功!
錦織ガッツポーズ!
第10ゲームは、錦織のServing for match.
錦織のミスショットやダブルフォルトがあるも、サービスポイントや最後はラッキーなコードボールでキープ。
第2セットも錦織が6-4でキープし、セットカウント2-0で錦織が準々決勝進出を決めました。
トータル試合時間は1時間20分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?
今日のファーストサーブの確率はトータルで57%と、そこまでは良くなかったですね。
ただそれでもファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、アンダーソンの79%
に対し、錦織は86%とかなり良かったんですよね。
そしてセカンドサーブが入った時のポイント獲得率は、アンダーソンの58%に対して、錦織が68%ということで、ここで少し差が出たのかなと思いました。
それでもほぼ互角だったと思いますし、本当に僅差での勝利だったと思います。
ウイーン決勝の時もチャンスは少なかったですが、その時はアンダーソンの方が弱冠気持ちや集中力などが上回っていたことでの勝利でしたが、今日は全く逆で、錦織の方がアンダーソンよりも少しだけトータルで上回っていたのだと思います。
とりあえず、きっちりリベンジできて良かったですね。
錦織の試合後のコメントとは
錦織の試合後のコメントが入って来ました。
「1ゲーム目が全てだった気がする。
リスクを背負いながら、積極的にプレーできた。
大事なところでリターンが入ってくれた。
相手のミスにも助けられた部分もありましたが、今日は終始いいテニスができた。
安定したプレーができた」
とのことでした。
本当にそうですよね。
それでも今日は錦織が絶対勝つんだという気持ちが最初から全面に出ていましたので、終始攻撃的プレーで主導権を握れていたのだと思います。
この調子で準々決勝も頑張って欲しいですね。
次戦(準々決勝)の対戦相手は?
錦織の次戦(準々決勝)は、世界ランク3位のロジャー・フェデラーと対戦します。
対戦日時は、日本時間で明日11月3日(土)の午前4時30分以降の予定です。
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