ストレートでベスト4!
本日、錦織圭のブリスベン国際 準々決勝が行われました。
我らが錦織圭が、世界ランク19位のグリゴール・ディミトロフを、7-5、7‐5のストレートで破り、準決勝進出を決めました。
おめでとうございます。
よっしゃー!!
いやぁ、もう今日の試合は痺れましたね~。
素晴らしい試合内容で、久々に錦織の気迫を感じた試合だったなと思います。
実際、めちゃくちゃ良い顔(表情)をしていましたよね。
昨日の初戦(2回戦)でも、ストレートの快勝ではありましたが、それでも試合内容は、ファーストサーブの入りがあまり良くなかったり、初戦ということでの緊張感による硬さなども正直ありました。
でも今日の試合は、相手がある意味曰くつきのディミトロフでしたし、錦織としても試合前から相当気合いは入っていたのではないかと思われるほど、今日は気迫を感じました。
試合の中でも何度もガッツポーズが飛び出たり、吠えたりといったパフォーマンスもあり、観ているこちらもワクワクしながら観ることが出来ましたからね。
ファーストサーブが絶好調!
とにかく今日の試合に勝てた1つの要因として挙げられるのは、何といってもファーストサーブの確率が本当に素晴らしかったということです。
なんと、トータルで80%ですよ!
昨日の初戦だけに留まらず、ここ数か月単位、いや数年単位で見ても、こんなにファーストの確率が良かったことはなかったのではないでしょうか。
恐らくキャリア史上最高の確率だったのではないかと思います。
特に第2セットは圧巻の86%ですから、ほぼファーストが入っていたようなイメージですよね。
ただ第2セットは、先にディミトロフにブレークを許すなど、1-4と序盤は劣勢な展開になってしまう苦しい展開でしたが、それでも今日の錦織は一味も二味も違いました。
そこから冷静に自分の展開に徐々に持っていき、一気にブレークバックに成功!
もうそこからはいつもの錦織のペースでどんどん積極的に攻め、ディミトロフに一切隙を与えませんでしたよね。
もう2年前の錦織圭ではなく、以前より数段進化した錦織圭なんだ!ということを完全にディミトロフに見せつけた格好になったのではと思います。
これで2年前の雪辱はしっかり果たせたと言って良いでしょう。
そんな錦織の自信みなぎる熱い戦いを観て、これはもう今大会は絶対優勝できる!と確信し、私が大きくガッツポーズしたのは言うまでもありません。
錦織の試合後のコメントまとめ
錦織の試合後のコメントは以下になります。
「タフな試合になると思っていた。
彼は素晴らしい選手で、厳しいラリーもたくさんあった。
お互い、いいプレーをしていた。
今日のプレーには満足している。
3セットにいくかと思っていた。
第2セットで彼はよりいいプレーをしてきた。
1-4とリードされて、それまでの数ゲームよりいいテニスをしなければと思っていた。
最後の数ゲームはとても安定したテニスができたし、勝ててうれしく思っている
サーブが一番良かった。
人生で一番いいぐらい。
あんまり反省する点もない」
とのことでした。
とにかくあのディミトロフに相手にストレートで勝てたこと、しかもファーストがかなり良かったことで試合にリズムも生まれましたよね。
劣勢からの展開でも落ち着いて逆転できたことも、相当自信になったように思います。
本当にメンタル的にも強くなってきましたよね~。
これなら本当に今大会は期待しても良いのでは?と思っていますが、まずは次戦ですね。
この調子で頑張って欲しいと思います。
次戦の対戦相手は?
錦織の準決勝は、世界ランク40位のジェレミー・シャルディー(フランス)との対戦になります。
準決勝は中1日空けて、日本時間で1月5日(土)の予定です。
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