ストレートで決勝進出!
先程行われた、ブリスベン国際2019準決勝。
世界ランク9位の錦織圭が、世界ランク40位のジェレミー・シャルディー(フランス)を、6-2、6-2のストレートで破り、2年ぶりに決勝進出を決めました!
おめでとうございます。
やったー!
今日の錦織も強かったですね~。
さすがの一言でした。
対戦したシャルディーは手も足も出ないという感じでしたし、安心して見ていられました。
これで錦織は、2年ぶりに決勝進出を決めました!
安定感あるストローク
安定感という言葉がぴったりのプレーを今日も観させて頂きました。
2セット共2ブレークアップずつ取り、試合時間もたった1時間6分でストレート勝利を決めた錦織圭。
本当に素晴らしかったですね。
フィジカルもメンタルも調子が良いのが画面からも伝わってきましたし、ミスも少なく、こちらが拍子抜けしてしまう程、あっという間に試合が終わってしまったような感じでした。
こういう試合も長いシーズンでは必要ですよね。
フルセットの大接戦を制して勝つことも同じ勝利ではありますが、省エネでなるべく短時間で一気に勝つという勝利というのも、もちろん大事です。
これで2年ぶりにこのブリスベンで決勝進出です。
シーズン最初の大会で決勝に行けるというのは、やはり嬉しいものですし、その最初の大会で出来れば優勝というのが、更にもっと嬉しいことですよね。
もし優勝出来れば、約3年ぶりのツアー優勝ですが、もしも負けてしまえば決勝10連敗になってしまいます。
もちろんその10連敗というのは絶対避けたいわけですから、 このブリスベンの調子の良さの集大成として、完全復活&進化した2019年の錦織圭最初の大会で、一気に弾みをつけるという意味でも、是非とも優勝して欲しいです!
そして錦織の満面の笑顔がどうしても見たい!
そのためにも、力んだり怯んだりすることなく、いつものように自分のプレーで頑張って欲しいなと思います。
試合の振り返り
センターコートであるパットラフターアリーナに日本時間午後1時52分頃、いつものウェアで錦織圭が入場してきました。
ウォームアップ後、試合がスタート。
シャルディーのサービスから試合がスタートします。
まずは第1セット。
第1ゲームは、シャルディーのミスショットなどで30-0になるも、サービスポイントなどで巻き返されるも、40-40に。
シャルディーのサービスポイントなどでキープ。
第2ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めるなどでラブゲームキープ!
第3ゲームは、シャルディーのサービスポイントやストロークで攻めるなどで難なくキープ。
第4ゲームは、シャルディーのウィナーなどが決まるも、錦織のサービスポイントやフォアのウィナーなどでキープ。
第5ゲームは、シャルディーのダブルフォルトなどのミスショットで、40-15と2本のブレークポイントが来て、セカンドサーブを錦織が一気に叩いてブレークに成功!
第6ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻め、最後はバックボレーを決めて難なくキープ。
第7ゲームは、シャルディーのミスで40-0と3本のブレークポイントが来て、1本エースで返すも、錦織が2度目のブレークに成功!
第8ゲームは、錦織のServing for 1stset.
錦織のミスショットが続き0-30になるも、そこからサーブ&ボレーなど冷静に2本戻しすも40-40に。
そこからシャルディーのミスなどでキープ。
第1セットは錦織が6-2で先取しました。
ここまでの試合時間は32分でした。
続いて第2セット。
シャルディーのサービスからゲームがスタート。
第1ゲームは、シャルディーのサービスポイントやストロークで攻めるも、ダブルフォルトなどのミスもあり40-40に追いつきます。
シャルディーのサービスポイントなどでキープ。
第2ゲームでは、錦織のフォアのウィナーやサービスポイントが決まるも、シャルディーのウィナーや錦織のミスで30-40でブレークポイントを取られます。
そこからストロークで攻めて40-40に。
錦織のフォアのウィナーなどストロークで攻めてキープ。
第3ゲームは、シャルディーのミスショットがあるも、錦織のミスやサービスエースでシャルディーがキープ。
第4ゲームは、錦織がフォアのウィナーなど、ストロークで攻めて難なくキープ。
第5ゲームは、シャルディーのミスショットや、錦織のウィナーなどストロークで攻めて40-15と2本のブレークポイントが来て、シャルディーのミスでブレークに成功!
第6ゲームは、錦織のバックのウィナーやサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第7ゲームは、シャルディーのミスや錦織のバックボレー、ストロークが冴え、40-0と3本のブレークポイントが来て、最後はリターンエースで2度目のブレークに成功!
第8ゲームは、錦織のServing for match.
錦織のフォアのウィナーやサービスポイントなど、ストロークで攻め、最後はエースで締めて難なくキープ。
第2セットも6-2で錦織が取り、セットカウント2-0で錦織が決勝進出を決めました。
トータル試合時間は1時間6分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?
今日のファーストサーブの確率は、シャルディーが59%、錦織は70%と、今日も錦織は安定感ある高い確率でしたね。
ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、トータルで79%でこちらも高い確率でした。
ただセカンドサーブが入った時のポイント獲得率は、シャルディーが32%に対し、錦織は64%ということで、ダブルスコアの差で上回ったことがわかります。
シャルディーは自滅感を感じる程、いらないミスを連発していましたし、一方の錦織の方は、貫録プレーで完全勝利といった印象でしたよね。
こういう圧倒的感は本当に見ていて気持ちが良いですし、いつもいつも手に汗握る展開では、観ているこちらも疲れてしまいますからね。(^_^;)
程よく見せ場のあるウィナーなどのショットもありつつ、短時間で完全勝利というのもアリですよね。
トータル的にも今日のような試合は、今シーズンもっとたくさん見たいなと思います。
錦織の試合後のコメントとは
錦織の試合後のコメントが入って来ました。
「今日は最高の体調で、リターンも上手くいって思い通りのいいゲームができた。
今日のプレーは、これ以上ないものだった。
いいサービスでしのげたし、全てがうまくいった。
コートではめちゃくちゃ早く動けたと感じている。
テニスの面でも完璧だった。
サービスやリターンもよかった。
それが最大の鍵だった。
おかげでいいプレーも出来ているのかなと思います」
とのことでした。
本当に完璧で最高のプレーでしたよね。
いつも最高の状態でプレーできるわけではないと思いますから、良いコンディションの時こそ、良いプレーでの勝利というのは本当に観ていて気持ちも良いし、嬉しいです。
この好調さを明日もキープして頑張って欲しいです。
次戦の対戦相手は?
錦織の決勝戦は、この後のナイトセッションで行われる、ツォンガとメドベージェフの勝者と対戦します。
追記:錦織の決勝の対戦相手は、メドベージェフに決定しました。
決勝は日本時間で明日1月6日(日)18時以降に試合開始予定です。
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