約3年ぶりにツアー優勝決めた!
先程行われた、ブリスベン国際2019決勝。
世界ランク9位の錦織圭が、世界ランク16位のダニル・メドベージェフ(ロシア)を、6-4、3-6、6-2のフルセットで破り、約3年ぶりにツアー優勝を決めました!
おめでとうございます。
やったー!
つ、ついにやりました~!
錦織圭が、約3年ぶりにツアー優勝決めましたよ~!!
もう嬉しくて、嬉しくて一人スタンディングオベーションして涙、涙でした。
錦織圭さん、感動をありがとう!!!
プレッシャーに打ち勝った!
試合の振り返り
センターコートであるパットラフターアリーナに、予定より少し遅れて日本時間午後6時43分頃、いつものウェアで錦織圭が入場してきました。
気温は26度。
コイントスに錦織が勝って、レシーブを選びました。
ウォームアップ後、試合がスタート。
メドベージェフのサービスから試合がスタートします。
まずは第1セット。
第1ゲームは、メドベージェフのミスショットがあるも、ストロークで攻めてキープ。
第2ゲームは、錦織のミスショットやロングラリーを取られ、0-40といきなり3本のブレークポイントを取られピンチに。
そこからサービスポイントやストロークで冷静に3本戻し40-40に。
錦織の連続ミスでいきなりブレークされます。
第3ゲームは、錦織のリターンエースが決まり、40-30と今度は錦織にブレークポイントが来るも、40-40に戻されます。
錦織の連続ミスショットでメドベージェフがキープ。
第4ゲームは、錦織のサービスポイントがあるも、ミスショットやロングラリーに競り負け40-40に。
錦織がストロークやサービスポイントで攻めてキープ。
第5ゲームは、メドベージェフのミスショットで40-30と錦織にブレークポイントが来て、更にメドベージェフのミスショットで一気にブレークバックに成功します!
第6ゲームは、メドベージェフのリターンエースが決まるも、錦織のサービスエース、バックやフォアのウィナーが決まってキープ。
第7ゲームは、メドベージェフのダブルフォルトやミスショットなどで40-30と錦織にブレークポイントが来て、一気にリターンエースでブレークに成功!
ここでNEWボールになります。
第8ゲームは、錦織のミスショットの後に、メドベージェフがミスしたところで、メドベージェフが悔しさからラケットをコートに叩きつけます。
そこから錦織はサービスポイントなどで難なくキープ。
第9ゲームは、メドベージェフのミスショットや錦織のリターンエースがあるも、サービスポイントなどでキープ。
第10ゲームは、錦織のServing for 1stset.
錦織のサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!
第1セットは錦織が6-4で先取しました。
ここまでの試合時間は42分でした。
続いて第2セット。
メドベージェフのサービスからゲームがスタート。
第1ゲームは、メドベージェフのミスショットなどで40-30と錦織にいきなりブレークポイントが来るも、40-40に戻されます。
4度のデュースを経て、メドベージェフがストロークで攻めてキープ。
第2ゲームでは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めて、難なくキープ。
第3ゲームは、メドベージェフのサービスポイントなどで難なくキープ。
このチェンジエンドの時間で、メドベージェフがコートを後にします。
トイレ?だったのかすぐに戻ってきました。
第4ゲームは、錦織の連続ミスショットがあるも、サービスポイントやロングラリーを制します。
メドベージェフがまたもや悔しさからラケットを叩きつけます。
錦織のミスショットで40-40になるも、最後はメドベージェフのミスで錦織がキープ。
メドベージェフがまたもやラケットを叩きつけます。
第5ゲームは、メドベージェフのミスショットや錦織のジャックナイフが決まり、40-15と2本のブレークポイントが来るも、メドベージェフが意地のウィナーを連続で決め40-40に。
4度のデュースを経て、結局メドベージェフがサービスポイントなどでキープ。
第6ゲームは、錦織がウィナーやサービスポイントが決まったところで、またメドベージェフがラケットを叩きつけました。
そしてもう1本錦織がサービスポイントでポイントを取ったところで、またもやラケットを叩きつけました。
そして錦織がラブゲームでキープ。
第7ゲームは、メドベージェフのミスショットで30-30になったところで、またもやラケットを叩きつけ、ラケットのフレームが壊れたので、ラケットを替えます。
錦織がロングラリーを制して40-40に。
3度のデュースを経て錦織のミスショットなどで、メドベージェフがキープ。
第8ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めるも、錦織のミスショットで30-40とメドベージェフのバックのダウンザラインでブレークされます。
第9ゲームは、メドベージェフのServing for 2ndset.
メドベージェフのサービスポイントなどで難なくキープ。
第2セットはメドベージェフが3-6で取りました。
ここまでの試合時間は1時間29分でした。
ここで両者ともトイレットブレークを取ります。
続いて勝負のファイナルセット。
錦織のサービスから試合がスタート。
第1ゲームは、錦織のダブルフォルトなどのミスが重なり、40-40に。
錦織のサービスポイントやメドベージェフのミスでキープ。
第2ゲームは、メドベージェフのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第3ゲームは、錦織のミスやアンラッキーなコードボールで0-30になるも、そこから冷静に巻き返し、ウィナーやサービスポイントでキープ。
第4ゲームは、メドベージェフのミスショットなどで40-15と2本のブレークポイントが来て、最後もメドベージェフのミスで一気にブレークに成功!
ここでメドベージェフが悔しさから大きくラケットを叩きつけます。
第5ゲームは、錦織のサービスポイントやウィナーなどストロークで攻めて難なくキープ。
第6ゲームは、メドベージェフの連続ミス40-0で3本のブレークポイントが来て、1本戻されるも、錦織が2度目のブレークに成功!
ここでNEWボールになります。
第7ゲームは、錦織のServing for the Chanpionship.
メドベージェフのウィナーや錦織のダブルフォルトなどのミスショットで0-40と3本のブレークポイントを与え、メドベージェフにブレークされます。
第8ゲームは、メドベージェフのダブルフォルトやミスショットなどで40-0と3本のチャンピオンシップポイントが来て、最後は錦織のウィナーでブレークバック!
ファイナルセットを6-2で錦織が制し、セットカウント2-1で錦織圭が約3年ぶりにツアー優勝を果たしました!
トータル試合時間は2時間4分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?
今日のファーストサーブの確率は、メドベージェフが54%、錦織は57%と、今日は準々決勝や準決勝のようなファーストサーブとはいきませんでしたね。
そこが今日一番苦しんだ点だったのかなと。
ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、トータルで70%で、セカンドサーブが入った時のポイント獲得率は52%ということで、両方とも辛うじてメドベージェフより上回っていましたね。
メドベージェフは、錦織の強さを脅威に感じたのか、自分のプレーにミスが多く出始めたからなのか、イライラから何度もラケットを叩きつけていましたよね。
それでも大きく崩れず、息を吹き返して第2セットを取り切ったのは素晴らしかったところでした。
一方の錦織もあそこでチャンスをもぎ取れなかったのは今後の課題でもあると思います。
それでもトータル的には、なんだかんだで勝ったのですから終わりよければ全て良しということですね。(^_^;)
錦織の優勝後のコメントとは
錦織の優勝後のコメントが入ってきました。
「とてもうれしい。
やっとタイトルが取れた。
素晴らしい決勝戦だった。
うれしかったですね。
すごくきわどい試合だった。
2セット目、すごくチャンスがありながら落とした。
どうしたらいいのかという気持ちがすごくあった。
“待っていた部分”が2セット目にあって、それが(セットを)取り切れないところだった。
3セット目にしっかりと修正ができて、自分から攻めることができた。
最後にしっかり自分のテニスができて終われたので良かったですね。
日本での決勝で彼に負けていたから、今日はリベンジができてうれしい」
そりゃあもう嬉しいですよね~。
本当にやっとタイトルが取れたのですから、この上なく嬉しいと思います。
確かに際どいところもありましたが、それでも結果オーライです。
今日はこの喜びを噛みしめつつ、ゆっくり休んでもらいたいですね。
通算12個目のタイトル獲得
錦織はこれで通算12個目のタイトルを獲得しました。
最後に優勝したのは、2016年の2月のメンフィスオープンでしたから、約3年ぶりのツアー優勝となりました。
次の試合予定は?
錦織の次の試合は、来週明け1月14日(月)から開幕するグランドスラム・全豪オープンになります。
今回のブリスベンでの優勝が弾みになってくれるといいですね。
大いに楽しみにしたいと思います。
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