ストレートで3回戦突破!
先程行われた、バルセロナオープンの3回戦。
今大会第4シードで世界ランク7位の錦織圭が、第16シードで世界ランク31位のフェリックス・オジェアリアシムを、6-1、6-3のストレートで3回戦を突破し、準々決勝進出を決めました!
おめでとうございます。
ヨッシャー!!
今日の錦織は、本当に素晴らしかったですね~。
久々の快勝いや、圧勝と呼ぶにふさわしい内容でした。
特に第1セットは圧巻でしたね。
まぁ初めて対戦したオジェアリアシム(以下オジェと言います)のミスに助けられたところはありましたが、それでも今日の錦織のストロークは、キレていたと思います。
これでベスト8進出です。
この調子でどんどん勝ち上がっていって欲しいですね。
貫録勝利で復調!
今日はまさに貫録の勝利と言っても良い内容の試合でした。
初戦もストレート勝利でしたが、不安定な序盤だったところから、徐々に調子を取り戻し、らしさも少しづつ見え始めての勝利でしたので、それと比べると、今日はもう復調できたと言っても良いくらいの内容だったのではと思います。
ただ今日はオジェがミス連発だったため、そういったところに助けられた部分も正直あったと思いますが、それも含めて錦織の貫録勝利だったと言えるのではないでしょうか。
初めて対戦したオジェについてですが、今日はいつもの勢いが影を潜めていましたよね。
やはりトップ選手と戦うプレッシャーをオジェは感じていたのでしょうか。
だとしたら、それこそまさに錦織の貫録勝利ということになりますよね。
いわゆる戦うだけで、相手が勝手にビビッて自滅してしまうというパターン。
まぁ実際オジェが、そういった緊張感やらプレッシャーやらを感じていたかどうかは別としても、第1セットは3ブレークアップの6-1での圧勝劇は、中々ないですからね。
今日の錦織は、リターンの感覚がすごく良かったと思います。
動きにキレがありましたし、ストロークも良かったですよね。
第2セットは、1つブレークを許す場面もありましたが、それでも今日の錦織のプレーに全く不安はありませんでした。
これならクレーでどんどん戦って勝ち上がっていけると思います。
ということで、これでベスト8進出が決まりました。
ここから更にギアを上げていって欲しいなと思います。
試合の振り返り
今日のバルセロナは、曇り。
日本時間18時05分、ピスタラファナダルコートに前回と同じウェアで錦織圭が入場してきました。
コイントスに錦織が勝ち、いつものようにレシーブを選びました。
ウォームアップ後、試合がスタートします。
まずは第1セット。
第1ゲームは、オジェの連続ミスショットなどで40-15と2本のブレークポイントが来るも、錦織のミスショットが続いて40-40-に戻されます。
4度のデュース、合計5度のブレークポイントを経て、いきなり錦織がブレークに成功!
第2ゲームは、錦織がストロークで攻めてラブゲームキープ!
第3ゲームは、オジェのダブルフォルトなどのミスで30-30になるも、錦織のミスもありオジェがキープ。
第4ゲームは、錦織の技ありのロブやストロークなどでラブゲームキープ!
第5ゲームは、オジェの連続ミスショットで40-15と2本のブレークポイントが来て、更にオジェのミスショットで、一気に錦織が2度目のブレークに成功!
第6ゲームは、錦織のミスショットがあるも、ストロークで攻めてキープ。
第7ゲームは、オジェの連続ミスショットや、錦織のウィナーなどで40-15と2本のブレークポイントが来て、一気に錦織が3度目のブレーク!
第1セットは、錦織が6-1の圧勝で先取しました。
ここまでの試合時間は31分でした。
ここで錦織はトイレットブレークを取ります。
続いて第2セット。
錦織のサービスからゲームがスタート。
ここでNEWボールになります。
第1ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークでラブゲームキープ。
第2ゲームでは、オジェのダブルフォルトなどのミスは続き、40-15と2本のブレークポイントが来るも、40-40に戻されます。
オジェのサービスポイントなどでキープ。
第3ゲームでは、錦織がストロークで攻めて難なくキープ。
第4ゲームは、錦織のリターンエースやウィナーなどで40-15と2本のブレークポイントが来て、最後はオジェのダブルフォルトでブレークに成功!
第5ゲームは、錦織のダブルフォルトなどのミスで、15-40と2本のブレークポイントを与えるも、サービスポイントで40-40に。
5度のデュースを経て、錦織がキープ。
第6ゲームは、オジェのサービスポイントやストロークでラブゲームキープ!
第7ゲームは、錦織のミスショットなどで0-40と3本のブレークポイントを与え、一気にオジェがラブゲームでブレークバック!
チェンジエンドブレイクで錦織がウェアを着替えます。
第8ゲームは、オジェのミスが続き40-40に追いつきます。
3度のデュースを経て、錦織がブレークに成功!
第9ゲームは、錦織のServing for match.
錦織がストロークで攻めて難なくキープ。
第2セットも錦織が6-3で取り、セットカウント2-0のストレートで、錦織が準々決勝進出を決めました!
トータル試合時間は1時間23分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?
今日のファーストサーブの確率は、オジェの69%に対し、錦織はトータルで54%ということで、良くはありませんでした。
ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、トータルで69%で、オジェは54%ということで錦織がかなり上回っていました。
そして更にセカンドサーブに至っては、錦織が68%なのに対し、オジェは28%ということで、錦織の方がダブルスコア以上の差で上回っていました。
ということで、今日は錦織のファーストサーブが不調でも、あの圧勝劇が観られたのですから本当に良かったなぁと思います。
ストロークにキレが戻り、動きも良くなってきたので、あとは勝ちながら自信をつけ、更にクレーコートで躍動していって欲しいなと思います。
次戦(準々決勝)の対戦相手は?
錦織の次戦(準々決勝)は、世界ランク48位のガリン(チリ)と世界104位のカルバリェスバエナ(スペイン)との勝者と対戦予定です。
錦織の準々決勝は、世界ランク104位のロベルト・カルバレスバエナ(スペイン)との対戦が決定しました。
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