【速報】錦織圭 バルセロナオープン2019 フルセットでメドベージェフに屈し準決勝敗退!

バルセロナオープン
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フルセットで準決勝敗退!

先程行われた、バルセロナオープンの準決勝。

今大会第4シードで世界ランク7位の錦織圭が、第7シードで世界ランク14位のダニル・

メドベージェフに、4‐6、6‐3、5‐7のフルセットで屈し、準決勝敗退となってしまいました。

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残念!!

いやぁ、今日も勝ちたかったなぁ。

本当に接戦でしたし、どちらが勝ってもおかしくないような互角の戦い、それこそ紙一重の試合だったと思います。

本当に1ポイントを取るのが大変な試合でした。

それでもあと一歩、錦織が今回は及ばなかったですね。

本当に残念です。

これで錦織のバルセロナオープン2019は閉幕となってしまいました。

競り負けも攻めた錦織

今日の錦織は初めから飛ばしてましたね~。

かなり集中して試合に臨んでいたと思いますし、実際に昨日までの試合よりも明らかに強いショットを打っていたように感じました。

一方のメドベージェフも同じで、良いショットを冷静に打ちこんできていましたよね。

お互い一歩も引かないキープ合戦が続くも、試合が動いたのは第1セットの第5ゲームでした。

錦織のミスショットが引き金になり、先にメドベージェフにブレークを許してしまいます。

それでも錦織はそこから冷静に自身のサービスゲームはキープし続け、虎視眈々とブレークバックできるチャンスを待ち、攻めていました。

でも今日のメドベージェフは油断がなく、この時点ではミスがあまりなかったため、錦織が最後まで攻めるも第1セットは一歩及ばなかったんですよね。

そして第2セットに入ってからも、お互い譲らずキープが続くも、迎えた第8ゲームにチャンスがやってきて、錦織がブレークに成功し、第2セットを奪い取って1-1に。

勝負は今大会初めてのファイナルセットに持ち込まれます。

第1ゲームでいきなりブレークをして、第2セットの流れをそのまま活かし、メドベージェフもラケットを破壊するなどイラつかせるも、第4ゲームで、また自身のミスからブレークバックされてしまったんですよね。

それでもまだイーブンです。

もう1つブレークすれば良いと思っていたのですが、中々チャンスがやってこず。

逆に錦織がブレークポイントを握られる場面があるも、そこは冷静に凌ぐなど、お互いキープを続け、迎えた第12ゲーム。

このゲームをキープしてタイブレークになんとか持ち込みたかったのですが、40-40に追いつかれ、そこからメドベージェフにウィナーを打たれ、マッチポイント。

そして最後は強烈ショットをリターンできず。

錦織の3年ぶりの決勝進出は叶わない結果となってしまったわけです。

今日の敗戦はもちろん悔しいです。

確かに敗因としては、錦織のミスが引き金だったと思います。

ファイナルセットの第4ゲームを凌げていれば、または最後の第12ゲームをなんとか踏ん張ってキープし、タイブレークに持ち込めていればなど、ついたらればを想像してしまうのですが、それでも全体を通して振り返ってみると、決して悪くなかったですし、逆に良く頑張ったと思います。

もちろん正直言えば、久々に決勝進出や優勝などして欲しかったですが、それでもここ最近の初戦敗退やらのスランプ状態を考えると、ここまで自分のテニスを取り戻し、躍動し、自信を持ったプレーをたくさん今大会で見せてくれたので、この先も大丈夫だろうという期待感を持たせてもらえたと思っています。

個人的には、悔しさよりも清々しさの方が勝った感じがしています。

今回のバルセロナのような感じで、これからもプレーをしていければ、来月のマドリード、ローマでのマスターズ2連戦も期待できますし、ローランギャロスへも上手く乗り込んで行けそうな兆しが見えてきましたよね。

次戦では、こういう接戦を是非制して、更なる高みで勝負して結果をもぎ取る、更なる攻めるプレーが観たいなぁと思ってます。

これからも頑張れ、錦織圭!

試合の振り返り

今日のバルセロナも晴れ。

日差しが暑そうです。

日本時間20時33分、ピスタラファナダルコートに前回と同じウェアに白いバンダナで錦織圭が入場してきました。

コイントスにメドベージェフが勝ってレシーブを選びました。

ウォームアップ後、試合がスタートします。

錦織のサービスから試合がスタート。

まずは第1セット。

第1ゲームは、錦織のダブルフォルトがあるも、サービスポイントやドロップショット、ストロークで攻めて難なくキープ。

第2ゲームは、錦織がロングラリーからのバックウィナーや、フォアのウィナーが決まるも、メドベージェフがストロークで攻めてキープ。

第3ゲームは、錦織のロングラリーからのウィナーなど、ストロークで攻めて難なくキープ。

第4ゲームは、メドベージェフがストロークで攻めて難なくキープ。

第5ゲームは、錦織のミスショットやメドベージェフのウィナーなどで15‐40と2本のブレークポイント与え、錦織のミスショットでブレークを与えてしまいました。

第6ゲームは、メドベージェフがサービスエースやドロップショットなどストロークで攻めてラブゲームキープ!

第7ゲームは、錦織がストロークで攻めて難なくキープ。

ここでNEWボールになります。

第8ゲームは、メドベージェフのミスショットなどで40‐40に追いつきます。

メドベージェフのウィナーとエースでキープ。

第9ゲームは、錦織のサーブ&ボレーやウィナーなどストロークで攻めて難なくキープ。

チェンジエンドの時間で、錦織が新しいラケットのガットテンションをオーダーしました。

第10ゲームは、メドベージェフのServing for 1stset.

メドベージェフのミスショットで40‐30とブレークポイントが来るも、40‐40に戻されます。

メドベージェフの連続エースでキープ。

第1セットは、メドベージェフが6‐4で先取しました。

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ここまでの試合時間は37でした。

続いて気持ちを切り替えたい第2セット。

錦織のサービスからゲームがスタート。

第1ゲームは、錦織の連続ミスで0‐30になるも、ストロークで攻めて30‐30に戻すも、更にミスで30‐40とブレークポイントを与えるてしまいます。

そこから錦織のウィナーで40‐40に。

錦織がストロークで攻めてキープ。

第2ゲームでは、メドベージェフのサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。

第3ゲームは、錦織が連続ウィナーなどストロークで攻めて難なくキープ。

第4ゲームは、メドベージェフのミスや錦織のウィナーなどで40‐40に追いつきます。

メドベージェフのウィナーや錦織のミスでキープ。

第5ゲームは、メドベージェフのアングルドロップショットが決まるも、錦織がストロークで攻めてキープ。

第6ゲームは、メドベージェフのサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!

第7ゲームは、錦織のミスショットがあるも、冷静にストロークで攻めてキープ。

第8ゲームは、メドベージェフのミスで40‐15と2本のブレークポイントが来るも、1本戻されるも、最後は錦織のスマッシュが決まりブレークに成功!

第9ゲームは、錦織のServing for 2ndset.

錦織のミスショットなどで40‐40に追いつかれます。

錦織のボレー、

第2セットは錦織が6‐3で取りました。

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ここで錦織はトイレットブレークを取ります。

続いて勝負の第3セット。

メドベージェフのサービスから試合がスタート。

第1ゲームは、錦織のウィナーやメドベージェフのミスなどで、40‐30とブレークポイントが来て、錦織のアングルリターンが深く、メドベージェフのミスを誘っていきなりブレークに成功!

ここでメドベージェフは悔しさから、ラケットをコートに何度も叩きつけ、ラケットを壊してしまいました。

第2ゲームは、メドベージェフのリターンエースが決まるも、錦織のバックのダウンザラインなどストロークで攻めて難なくキープ。

第3ゲームは、メドベージェフのミスがあるも、ストロークで攻めてキープ。

第4ゲームは錦織の連続ミスが響き、30‐40とブレークポイントを与え、一気にブレークバックされてしまいます。

第5ゲームは、メドベージェフがサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!

第6ゲームは、錦織のミスショットで15‐40と2本のブレークポイントを与えてしまいます。

錦織のウィナーやメドベージェフのミスで2本戻して40‐40に。

ブレークポイントを与えるも、冷静にストロークで攻めてキープ。

ここで錦織はラケットを交換します。

ここでNEWボールになります。

第7ゲームは、メドベージェフのダブルフォルトや、ロングラリーの末にロブショットで決めた錦織でしたが、メドベージェフがサービスポイントでキープ。

第8ゲームは、錦織のミスショットがあるも、冷静にサービスポイントやウィナーなどストロークで攻めてキープ。

第9ゲームは、メドベージェフのダブルフォルトやミスで40‐40に追いつきます。

錦織にブレークポイントが来る場面があるも、メドベージェフが冷静に戻してキープ。

第10ゲームは、錦織がストロークで攻めてラブゲームキープだと思いきや、メドベージェフのショットがイン判定に替わり40‐15、そこからさらに1本戻されるも、錦織がキープ。

第11ゲームは、メドベージェフのサービスポイントやストロークでキープ。

第12ゲームは、錦織がサービスポイントやストロークで攻めるも、ミスショットで40‐40に追いつかれます。

メドベージェフのウィナーでマッチポイント。

最後は錦織のミスショットでブレーク!

ファイナルセットは、メドベージェフが5‐7で取り、セットカウント1‐2でメドベージェフが決勝進出となりました。

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トータル試合時間は2時間24分でした。

お疲れ様でした。

ファーストサーブはどうだった?

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錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?

今日のファーストサーブの確率は、メドベージェフの59%に対し、錦織はトータルで63ということで、まずまずでしたが、少しだけ錦織が上回っていました。

ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、トータルで65%で、メドベージェフは69

セカンドサーブも、錦織が59%なのに対し、メドベージェフは62%ということで、どちらも少しメドベージェフが上回っていましたね。

それでも大差はなかったのです。

印象的にも、数字的にもほんの少しの差しかない、本当に互角の勝負でした。

それでも最後はしっかり勝利をかっさらってしまうメドベージェフに、今シーズンの強さを感じましたね。

伊達にATPの選手で、今シーズンの勝率NO.1ではないなと思いました。

これでメドベージェフとは2勝2敗となりました。

次回対戦する時はリベンジできるよう、錦織も更に頑張っていって欲しいなと思います。

次戦の試合予定は?

錦織の次戦の試合は、5月5日(日)から開幕するATP1000マドリードオープンになります。

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1週間空きますので、上手く調整してマドリードでまた躍動して欲しいですね。

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