ストレートで3回戦敗退!
先程行われた、マドリードオープンの3回戦。
今大会第6シードで世界ランク7位の錦織圭が、世界ランク34位のスタン・ワウリンカに、3-6、6-7(3-7)のストレートで敗れ、3回戦敗退となってしまいました!
残念!!
いやぁ~、今日のワウリンカは強かったですね~。
特に第1セットは圧巻でした。
錦織もそんなに悪くはなかったと思いますが、ここまでワウリンカが強いと、突け入る隙があまりなかったですよね。
残念ですが、錦織のマドリードオープン2019は、ここで閉幕となってしまいました。
絶好調のワウリンカ
まず今日のワウリンカは、かなりの絶好調でしたね。
良い時と悪い時の差がハッキリとわかるワウリンカですが、今日のワウリンカはかなり絶好調でしたので、実は大きい声では言えませんが、序盤で今日は負けを覚悟していました。(^_^;)
もちろん錦織には挽回して欲しいと願っていましたが、あまりにもワウリンカのサーブ、ショットのパワーが凄くて、観ているこちらまで圧倒されてしまっていたのです。
ただ、チャンスが全くなかったのかというと、第1セットは実際無かったですが、第2セットは、ブレークチャンスも1度だけありましたし、タイブレークでも挽回するチャンスはありましたが、そこを取り切れない辺り、錦織の弱さというか、集中し切れない部分があったのかなと思いました。
ただ今日の錦織の良かったことは、そんな中でも淡々と自分の出来ることはしっかりこなし、我慢しながら粘り強くプレーしていたことです。
第1セットの第1ゲームでいきなりブレークされてしまい、そのまま第1セットはワウリンカに先取されてしまったのはしょうがないですが、そこから第2セットは、我慢我慢の連続で、なんとかチャンスを伺いつつ、自身のサービスゲームをしっかりキープしていたところは、素晴らしかったと思います。
第4ゲームで、1度だけブレークチャンスが来ましたが、今日のワウリンカは劣勢になっても崩れなかったんですよね。
要所での集中力が半端なかったです。
そして、久々にタイブレークになり、タイブレーク勝率NO.1の錦織に期待をしていましたが、逆に錦織が痛恨の惜しいミスをしてしまい、流れが完全にワウリンカに行ってしまい、ゲームオーバー。
絶好調のワウリンカと、要所でのミスが響いた錦織。
ということで、残念ながらストレートで3回戦敗退となってしまいました。
これで対ワウリンカ戦は、直近3連敗、通算4勝7敗となってしまいました。
改めて本当に今日のワウリンカは、めっちゃ強かったです。
世界34位ではなく、既にトップ10、いやトップ5のパフォーマンスのような気さえしました。
さすがですよね。
錦織も昨日からの疲労は少なからずあったとは思いますが、それよりも何よりもワウリンカが良すぎたので、今日はもうしょうがないです。
次に切り替えて行きましょう。(^_^;)
試合の振り返り
今日のマドリードは晴れ。
日本時間23時03分に、白いバンダナと前回と同じウェアで錦織圭が入場してきました。
コイントスに錦織が勝って、いつものようにレシーブを選びました。
ウォームアップ後、試合がスタートします。
ワウリンカのサービスから試合がスタート。
まずは第1セット。
第1ゲームは、ワウリンカのサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!
第2ゲームは、ワウリンカのウィナーや錦織のミスで30‐40とブレークポイントを与え、最後も錦織のミスショットで、ワウリンカがいきなりブレーク!
第3ゲームは、ワウリンカのサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第4ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
第5ゲームは、ワウリンカのミスがあるもストロークで攻めて難なくキープ。
第6ゲームは、錦織のミスショットがあるも、サービスポイントやストロークで攻めてキープ。
第7ゲームは、ワウリンカのサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
ここでNEWボールになります。
第8ゲームは、錦織のサービスポイントやサーブ&ボレー、ストロークで攻めて難なくキープ。
第9ゲームは、ワウリンカのServing for 1stset.
ワウリンカのサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!
第1セットは、ワウリンカが3‐6で先取しました。
ここまでの試合時間は27分でした。
続いて気持ちを切り替えたい第2セット。
錦織のサービスからゲームがスタート。
第1ゲームは、錦織のサービスポイントなどでラブゲームキープ!
第2ゲームは、ワウリンカのサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
第3ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めてキープ。
第4ゲームは、ワウリンカのミスショットなどで40‐30とブレークポイントが来るも、サービスで戻され40‐40に。
ワウリンカのサービスポイントでキープ。
第5ゲームは、錦織のミスショットやワウリンカのウィナーで40‐40に。
サービスポイントやストロークで攻めてキープ。
第6ゲームは、ワウリンカのサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
第7ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めてキープ。
第8ゲームは、ワウリンカのダブルフォルトなどのミスがあるも、ストロークで攻めてキープ。
第9ゲームは、錦織のミスショットなどで40‐40に。
4度のデュースを経て、錦織がストロークで攻めてキープ。
このゲームだけで9分40秒かかりました。
第10ゲームは、ワウリンカのミスがあるも、ストロークで攻めてキープ。
第11ゲームは、錦織のミスショットがあるも、ストロークで攻めてキープ。
第12ゲームは、ワウリンカがストロークで攻めて難なくキープ。
ここからタイブレークに入ります。
・ワウリンカのウィナーが決まってミニブレークで、0‐1
・錦織のショットがアウトで、0‐2
・錦織のショットがロングで、0‐3
・錦織のウィナーで、1‐3
・ワウリンカのショットがネットで、2‐3
・錦織のショットがロングで、2‐4
・錦織がウィナーを決めてミニブレークバックで、3‐4
・錦織のドロップショットがアウトでミニブレークされ、3‐5
・錦織のショットがネットで2つ目のミニブレークで、3‐6でワウリンカにマッチポイント
・錦織のショットがアウトで、3‐7
ワウリンカがタイブレークを制し、第2セットもワウリンカが6‐7(3‐7)で制し、セットカウント2‐0でワウリンカが準々決勝進出を決めました。
トータル試合時間は1時間35分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?
今日のファーストサーブの確率は、ワウリンカの61%に対し、錦織はトータルで63%ということで、ほぼ互角でした。
ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、トータルで錦織は76%、ワウリンカは82%ということで、若干ワウリンカの方が上回っていました。
ただセカンドサービスに至っては、ワウリンカが75%に対し、錦織は42%ということで、ここで差が付きましたね。
プレーの内容は、初戦に比べて、そこまで悪くなかったと思いますし、ウィナーも効果的に決まってはいましたが、やはり要所でのミスが今日もありましたので、それが響いたのかなと思います。
まぁでも今日はワウリンカが良すぎたので、しょうがないですね。
次戦の試合予定は?
錦織の次戦の試合予定は、週明けすぐにローマで開幕する、ATP1000BNLイタリア国際になります。
ローマでは、もう少し勝ち上りたいですよね。
数日で開幕してしまいますので、気持ちと体を整え、試合に臨んで欲しいと思います。
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