ストレートで初戦突破!
先程行われた、BNLイタリア国際の2回戦。
今大会第6シードで世界ランク6位の錦織圭が、世界ランク52位のテイラー・フリッツを、6-2、6-4のストレートで初戦(2回戦)を突破し、3回戦進出を決めました!
おめでとうございます。
ヨッシャー!!
昨日は雨で試合が出来なかった鬱憤を晴らすかのような、終始気合いの入ったプレーでストレート勝利となりました。
しかも1時間12分という時短での勝利です。
これは嬉しいですね。
昨日の雨で、今日初戦(2回戦)に勝てば、ダブルヘッダーになることはわかっていたので、この時短での勝利は、フィジカル的にもメンタル的にもかなり大きいと思います。
この調子で、この後の3回戦も頑張って欲しいですね。
清々しい快勝
昨日のローマは一日中雨で、試合はどうなるんだろうと思っていました。
どんどん試合予定開始時刻もずれ込み、どんどん深夜になるし、我々ファンとしてもヤキモキしていましたが、結局雨が止むことはなく、翌日に順延となったわけです。
観戦する我々もそうですが、当の選手達はその何倍も大変だったと思います。
雨ですからしょうがないのですが、試合を待つ時間など、ある意味けっこうなストレスもかかっていたのではないのか、今日の試合に変な影響が出なければいいなと心配していたのですが、ところがどっこい、そんな私の心配など全くの杞憂でした。(^_^;)
今日の錦織は、清々しい程の気合いの入ったプレーで、まさに快勝でした。
先月のバルセロナでフリッツと対戦した時も、錦織がストレート勝ちしてはいましたが、その時と比べても今日の内容は素晴らしかったと思います。
フリッツもタジタジという感じでしたよね。
第1セットは2ブレークアップでしたし、第2セットこそブレークバックされてしまう場面もありましたが、しっかりブレークももう1つ返し、危なげない展開の試合を久々に観たような気がします。
そうです、錦織はこうでなくちゃいけません!
試合時間も、1時間12分という短さで、本当に理想的な展開での勝ち方だったと思います。
この後今日はダブルヘッダーで3回戦が予定されていますので、体力的には少し安心ですね。
この調子で頑張って頂きましょう。
試合の振り返り
今日のローマは晴れ。
日差しはあるものの、気温は17度で少々肌寒いようです。
日本時間で18時55分に、グレーのパーカーで錦織圭が入場してきました。
コイントスにフリッツが勝って、サーブを選びました。
錦織はパーカーを脱ぎ、黒いバンダナをします。
ウォームアップ後、試合がスタートします。
フリッツのサービスで試合がスタート。
まずは第1セット。
第1ゲームは、錦織がストロークで攻めて、40‐30とブレークポイントが来て、一気にブレークに成功!
第2ゲームは、錦織のダブルフォルトなどのミスで30‐40とブレークポイントを与えるも、ドロップショットで40‐40に戻します。
エースとウィナーでキープ。
第3ゲームは、フリッツのサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
第4ゲームは、錦織がサービスポイントやストロークで攻めて、難なくキープ。
第5ゲームは、錦織のウィナーなどストロークで攻めて、40‐0と3本のブレークポイントが来て、最後もウィナーが決まり、ラブゲームで2度目のブレークに成功!
第6ゲームは、錦織がダブルフォルトなどのミスがあるも、ストロークで攻めてキープ。
第7ゲームは、フリッツのダブルフォルトなどのミスで40‐40に。
3度のデュースを経てフリッツがキープ。
ここでNEWボールになります。
第8ゲームは、錦織のServing for 1stset.
錦織のダブルフォルトなどのミスがあるも、ストロークで攻めて、最後はエースで難なくキープ。
第1セットは、錦織が6‐2で先取しました。
ここまでの試合時間は30分でした。
続いて第2セット。
フリッツのサービスからゲームがスタート。
第1ゲームは、フリッツのミスなどで40‐40に追いつきます。
そこから錦織のリターンエースでブレークポイントが来て、フリッツのボールがネットでブレークに成功!
フリッツがイライラからラケットを打ち付けます。
第2ゲームは、錦織のミスショットなどで15‐40と2本のブレークポイントを与えます。
錦織のボールがネットで一気にブレークバックされてしまいます。
第3ゲームは、フリッツのダブルフォルトなどのミスで40‐15と2本のブレークポイントが来て、一気にブレークに成功!
第4ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
第5ゲームは、フリッツのミスやダブルフォルトで40‐40に。
2度のデュースを経て、最後はエースを決めてフリッツがキープ。
第6ゲームは、フリッツのリターンエースがあるも、錦織がストロークで攻めてキープ。
第7ゲームは、フリッツのサービスポイントやストロークで攻めて、ラブゲームキープ!
第8ゲームは、錦織のミスショットが続き40‐40に追いつかれます。
錦織がストロークで攻めてキープ。
ここでNEWボールになります。
第9ゲームは、フリッツのウィナーなどストロークで攻めてキープ。
第10ゲームは、錦織のServing for match.
錦織のミスショットなどで40‐40。
ストロークで攻め、最後はスマッシュでキープ。
第2セットも錦織が6‐4で取り、セットカウント2‐0で錦織が3回戦進出を決めました。
トータル試合時間は1時間12分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?
今日のファーストサーブの確率は、フリッツの48%に対し、錦織はトータルで63%ということで、まずまずでした。
今日のフリッツは全くサーブが入らず、苛立っていましたよね。
ただ、錦織も第1セットはファーストが入らず、ダブルフォルトが4本もあり、確率50%だったんですよね。
それでも第2セットで修正してファーストも72%、ダブルフォルトもなくなったのは良かったと思います。
ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、トータルで69%で、フリッツは66%と、ここは錦織の方が若干上回っていました。
セカンドサービスは、錦織がトータルで57%で、フリッツは39%と、ここは錦織の方が上回っていました。
ただ今日の試合に関しては、数字以上に錦織の調子が良く、ミスも比較的少なく、ウィナーも随所で決まったりなど、良いプレーが出来ていたように思います。
今日はフリッツにけっこうミスがありましたので、そういう隙を錦織がうまく突いていけたのかなと思いました。
これで対フリッツ戦は、通算で錦織の3連勝となりました。
次戦(3回戦)の対戦相手は?
錦織の次戦(3回戦)は、世界ランク51位のヤン・レナード・ストルフ(ドイツ)との対戦が決定しました。
ストルフと錦織は初対戦となります。
試合開始は、コート2の第5試合に組まれましたので、この後深夜24時以降に試合開始予定です。
ダブルヘッダーですので、多少の疲労感はあると思いますが、3回戦も初戦同様に頑張って頂きたいですね。
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