錦織圭 ウィンブルドン2019 絶好調の要因は何か?ベスト8を賭け4回戦のククシュキンに挑む!

全英オープン/ウィンブルドン
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4回戦の試合時間は?

ウィンブルドン2019大会8日目。

錦織圭の4回戦の試合時間が決定しました。

試合は、コート2の第3試合に組まれましたので、日本時間で本日夜22時以降に試合開始予定です。

※コート2の第1、第2試合はWTAの女子の試合になりますので、試合の進行状況によっては試合開始が遅れる可能性もあります。

4回戦もこれまでと同様、上手く乗り切って、波に乗って欲しいですね。

今回もリアルタイムで観戦し、全力で応援していきます。

3試合連続ストレート勝利の1週目

全仏で痛めた右上腕の負傷の影響で、前哨戦のハレを欠場し、ぶっつけ本番で挑んだウィンブルドンで、まさかこれ程までに絶好調の錦織を目の当たりにするとは、正直思っていませんでした。

いや、もちろんいつも期待はしていますし、頑張ってもらいたいとも思っていましたよ。

でもここ数年でのグランドスラムと比べても、1週目でここまで調子の良い錦織の試合というのは、正直あまりなかったので、嬉しい驚きと共に、ワクワクした期待感でいっぱいになっているのです。

なんといっても、1セットも落とさず、3試合連続のストレート勝利試合時間も合計5時間47分という、まさに理想的な省エネ試合をしているのですから、本当にどんどん期待感は高まるばかりですよね。

フルセットマッチで消耗を余儀なくされた今年の全豪が、3回戦までで8時間42分、同じく全仏は9時間27分だったことを考えれば、もう圧倒的に短い時間で勝利しているのがわかります。

更にベスト16に進出した選手の内、1セットも落とさず3試合全てストレート勝利しているのは錦織ラオニッチしかいないのです(ユンベールは1試合目が相手棄権で2試合目からストレート勝利)。

あのBIG3の3人さえ、1週目でセットを落としているのですから、どれ程凄いことをしているのかもわかりますよね。

試合内容に至っても、ハラハラ、ドキドキのプレッシャーがかかる接戦などではなく、快勝、圧勝など、余裕勝ちという展開での勝利で、1週目を終えられたということが、何より素晴らしいことだと思っています。

しかも、ここは実績のある全米でもなければ、勝率が一番高いクレーの全仏でもなく、一番勝率の低い芝のウィンブルドンなのですから、もっと驚きなわけですよ。

絶好調の要因は何か?

なぜ錦織は今大会、これ程までに絶好調なのでしょうか?

あまり言いたくはないのですが、いつもの錦織のパターンであれば、第1セット好調でも、第2セットで急に崩れてみたり、 急にサーブが入らなくなったり、ミスショット連発してみたりなど、試合の中でのアップダウンが激しくあり、結果的に勝ったとしても、接戦になったりなど、特に長丁場のグランドスラムでは、すんなり勝つということが難しくなる試合が少なくなかったように思うのです。

それが、今回のウィンブルドンでは、本当にあっさりストレート勝利を3試合連続で成し遂げてしまったのですから、どうしたのか?と逆に驚いてしまうのも無理はない気もします。(^_^;)

その絶好調の要因はどこにあるのかというのを考えてみたのですが、一番はやはりファーストサーブの確率が、今大会に入ってからめちゃめちゃ高いことだと思います。

1回戦、2回戦共に70%、3回戦に至っては75%ということで、もう安定感抜群なんですよね。

錦織も、3回戦の試合後の記者会見で、

「サーブは謎にいいですね。

なんでか分からないですけど。

ファーストサーブを打っている感触はいいので、劣勢のときも自信を持ってファーストサーブを決めにいくことができる。

なんでか分からないが、芝になるとよくなる。

僕みたいなサーブでも、ワイドに打ったり、スライスで曲げたりすれば、結構簡単にポイントが取れたりする。

気持ちよく打てた。

リターンゲームでも相手にプレッシャーをかけることができたが、それもサーブをリラックスして打てたことが要因だった」

と言っていましたが、確かにと言ったら失礼ですが、でも実際本当に謎にいいと思います。(^_^;)

更にファーストが入った時のポイント獲得率も、1回戦は78%、2回戦は79%、3回戦に至っては85%ということで、試合を重ねる度に数字も上がって行っているのです。

でも考えてみたら、昨年もウィンブルドンで急にファーストサーブの確率が上がってきたんですよね。

ビッグサーバーではない錦織が、エースを何本も取れたりなど、ファーストの安定感が出てきたきっかけがこのウィンブルドンだったので、やはり錦織のサーブと、芝との相性がすごく良いのだと思います。

こんなに高い確率で、安定感あるファーストサーブを3試合連続で打てるということ自体、今まであまりないことでしたので、それこそまさにゾーンに入っているからなのでは?とも私は個人的に思っているのですがどうでしょうか。

対戦相手はククシュキン

錦織のウィンブルドン4回戦は、世界ランク58位ミハエル・ククシュキン(カザフスタン)との対戦になります。

ちなみに両者は、過去8度の対戦があり、錦織の8戦8勝!

更にここ6試合はストレート勝利という、好相性の相手になります。

最後に対戦したのは、昨年10月にオーストリアで行われたエルステバンクオープン準決勝でした。

その時は錦織が、ストレートで勝っていましたね。

※その時の記事はこちら ↓↓

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ククシュキンは、淡々と粘り強くプレーをしてくるストローカーという印象があります。

特に大きな武器もなく、掴みどころがないので、もしかしたらブレーク出来そうで出来ないという、キープ合戦などの我慢のテニスを強いられる可能性もあります。

また、今大会ではビッグサーバーのイスナーにも勝ってきていますから、決して侮れない相手ではありますよね。

ただ、今の錦織の絶好調ぶりを観る限り、そのままの勢いが続いてくれることが前提ではありますが、そんなに難しい試合にはならないのではないかと。

というよりはむしろ、この勢いのまま4回戦を勝ち上がり、まずは自己ベストタイとなるベスト8を、しっかり決めて欲しいなと思っています。

頂点を目指し2週目へ

恐らくですが、錦織は技術的な面だけでなく、昨年このウィンブルドンで、自己ベストとなるベスト8まで勝ち進んだ自信と、今年のウィンブルドン開幕前に行われたエキシビションマッチや、練習パートナーとしてナダルと2回程練習した時に掴んだ確かな手応えなど、これは行ける!という、何か確信めいたある感覚というのを掴んだのではないかと思います。

それがメンタル的に確固たる強い自信となって初戦に入れたことで、このような良い結果にどんどん繋がったのではないかと。

まさにサーブ良し、リターン良し、ネットプレー良し、フォアもバックも良し、更にメンタルも良しとくれば、もうコレ優勝ですよね?!

ここまであまりに完璧なので、もう何も言うことはないじゃないですか。

それでもただ1つ懸念点があるとしたら、全仏で痛め、現在もまだテーピングをしている右上腕部分がまだ完治していないということでしょうか。

恐らくまだ痛みは少なからずあるのだと思います。

今のところ、全くその影響はないように見えますが、今後2週目に入り、その痛みがいつ顔を覗かせてくるかもわかりません。

そこが現時点で一番の懸念点ではありますね。

でも逆に言えば、その痛みさえ回避出来れば、試合に影響がないくらいの痛みでありさえすれば、他は今のところ完璧で絶好調なのですから、このままどんどん突き進んでいけるのかなと。

もしも4回戦のククシュキンに、1週目同様ストレートなどで勝つことが出来れば、今年の全豪・準々決勝で戦ったジョコビッチ、全仏・準々決勝で戦ったナダルの時のように、疲労困憊で挑むのではなく、万全の状態でフェデラーに挑むことが出来る!

この差はかなり大きな違いを生みますよね。

絶好調の錦織がフェデラーに挑んだら、どうなるのか?

今からちょっとワクワクしてきますが、とにかく今は目の前の4回戦、ククシュキンを倒すことが最優先ですね。

頂点を目指しつつも、まずはベスト8を賭け、一戦必勝で4回戦も是非頑張って欲しいなと思います。

さぁ、2週目の幕開けです!

頑張れ、錦織圭!!

テレビ放送予定は?

さて、ウィンブルドンのテレビ放送やネット配信ですが、WOWOWまたはオンデマンド生放送があります。

※NHKは、夜22時からEテレサブちゃんねるで生放送!

是非皆で錦織圭を応援しましょう!

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