全米オープン2019開幕!
いよいよ週明け8月26日(月)からグランドスラム・全米オープン2019が開幕します。
年間4度あるグランドスラムの最後の大会です。
そしてグランドスラムの中では、最も賞金額が高く、一番入場者数も多いと言われる人気のある大会ということで、かなり注目を集めている大会でもあります。
夏のハードコートシーズンの集大成ということで、各選手それぞれが、この全米に賭ける思いと共に、ニューヨークに挑んでくるのです。
そして我らが錦織圭も、その一人なのです。
世界ランク5位⇒7位
今週発表の世界ランキングでは、先週ようやく5位に上がったと思ったのに、1週間で2つ下落し、7位になってしまいました。
というのも、先週のシンシナティで、日本人対決で注目を集めていた西岡良仁に、まさかのストレートで敗れ、初戦(2回戦)敗退してしまったことが原因でもあります。
そしてそのシンシナティで、マスターズ初優勝を果たしたメドベージェフが、錦織を追い抜き、ランキング5位に浮上したことで、追い抜かれてしまったのです。
ランキングの変動は、まぁしょうがないですよね。
ただ、一番懸念すべきは、右肘の痛みの他に、シンシナティ初戦敗退後に語っていた息苦しさ、いわゆる体調不良のことですよね。
体調不良という不安
やはり肘の痛みや体調不良の件、いわゆるフィジカル面全般は、全米オープン前になんとか解決して欲しいなと思っています。
長引いてしまっている右肘の痛みが、2週間くらいで良くなるかどうかはわかりませんが、少なくともプレー出来る状況であるならば、だましだましやっていくしかないのかも知れません。
でも息苦しさなる体調不良については、本当にフィジカル面の問題なのかということですよね。
風邪などであれば、ある程度の休養で完治するでしょうけど、ストレスなどからくる自律神経系の病気なのであれば、これはメンタル面の問題にもなってきますからね。
精密検査をすると言っていましたから、その結果も気になりますが、なんでもないことを今は祈りたいと思います。
試合勘のズレは本番で修正できる?
あとはもう1つ、懸念事項があります。
試合勘のズレに関してということですね。
結局錦織は、全米オープンに向けた前哨戦3試合で、全く結果を出すことが出来ませんでした。
ワシントンは右肘の痛みで欠場。
モントリオールは、初戦敗退。
そしてシンシナティでも初戦敗退です。
この結果だけを見れば、大丈夫なのかと不安になってもおかしくはないと思います。
実際、モントリオール初戦で対戦したガスケとの一戦では、右肘の痛みが原因で負けたのではなく、ほぼ試合勘のズレで負けたことの方が大きかったと思っていたからです。
それでも、全米オープンは錦織にとっては特別な大会であり、グランドスラムの中で一番結果を残してきている大会です。
今年のウィンブルドンでも、前哨戦のハレをスキップし、ぶっつけ本番で挑んだわけですが、それでも自己ベストタイとなるベスト8まで、完璧な立ち上がりで勝ち上がっていくことが出来たわけですから、前哨戦で結果が出ていないことが理由で、全米で結果が出せないとは必ずしも言い切れないとは思います。
ただウィンブルドンでは、本番前にエキシビションに出場し、ナダルやプイユと実践さながらの試合や練習をしたことで、ある種の勝てる感覚を掴んだようで、その後錦織は自信になったと言っていたんですよね。
そういうちょっとした良い感覚が、自信になるきっかけになったのだと思います。
そのある種のきっかけともいえる、そのちょっとした感覚というのは、錦織にとってはすごく重要なんだなと。
ただ今のところ、そういったエキシビションに出場するという情報は入ってきていませんので、今回は本当にぶっつけ本番になってしまう可能性もありますよね。
ハードコートは得意のサーフェスではありますが、練習だけで果たして上手く勝ち上がっていくことが本当に出来るのでしょうか。
とにかく今は良い方向にいくことを期待したいと思います。
隔年の法則?ジンクスを破れるか
さて、錦織の出場する全米オープンですが、あるジンクスが、ここ数年錦織の周りで秘かに言われていることがあるんですよね。
それは、隔年の法則です。
というのも、なぜかわからないのですが、錦織が出場する全米オープンは、隔年で好不調の差が激しい結果となっているデータがあるからなのです。
・2008年:ベスト16
・2009年:欠場
・2010年:3回戦
・2011年:1回戦
・2012年:3回戦
・2013年:1回戦
・2014年:準優勝
・2015年:1回戦
・2016年:ベスト4
・2017年:欠場
・2018年:ベスト4
・2019年:?
特に2014年以降は、その結果が顕著に表れていますよね。
でも今年はその法則だか、データだかを、是非とも自らぶっ壊して欲しいなと思っています。
そして、今年も出来ればベスト4以上の成績を残してほしい!
もちろん簡単でないことは確かではありますが、それでもドロー運と、コンディションさえ戻ってくれば、可能性はもちろんあるのではないでしょうか。
あとは気持ちの問題だけなのかなと。
絶対に結果を出したい!
今年こそ、何が何でも優勝したい!
など、強気な気持ちと、高いモチベーションで挑めば、いけるのではないかと。
ちょっと楽観的に考え過ぎでしょうか。(^_^;)
でもそれには、できる限りベストなコンディションになるよう、心身共に整える必要がありますよね。
これは本気の戦い、男同士の熱き闘いなのですから!
さぁ、今年の全米ではどういうドラマが待っているのでしょうか。
大いに期待し、全力で応援したいと思っています。
頑張れ、錦織圭!
アンケート
↑↑ またこの笑顔が見たい ↑↑
さて、ここで緊急アンケートです。
このブログをご覧頂いている読者の方の率直なご意見を伺いたいです。
以下のアンケートの中でご自身の意見と合うものに、チェックをお願いします。
また、そう思う理由や、何かご意見、錦織選手への応援メッセージなどがあればコメントを残して頂けると、今後のブログ運営の参考になったり、励みにもなりますので是非ご協力をお願い致します。
大会概要
・正式名:全米オープンテニス
・日程:2018年8月26日(月)~9月8日(日)
・開催地:アメリカ・ニューヨーククイーンズ区
・会場: USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター
・サーフェス:ハードコート
・ドロー数:128
・日本との時差:-13時間
・大会グレード:2000(優勝者は2000ポイントもらえます)
・昨年の優勝者:ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
・錦織の2017年の結果:ベスト4
試合予定日
8/26(月)、8/27(火):1回戦
8/28(水)、8/29(木):2回戦
8/30(金)、8/31(土):3回戦
9/1(日)、9/2(月):4回戦
9/3(火)、9/4(水):準々決勝
9/5(木)、9/6(金):準決勝
9/7(土):-
9/8(日):決勝
ドロー・トーナメント表
ドロー表は、こちらをご覧ください。
※nikkansportsより出典
テレビ放送予定
さて、全米オープンのテレビ放送やネット配信ですが、WOWOWまたは、
WOWOWオンデマンド で独占生中継。
PC、タブレット、スマホでも視聴できます。
※地上波など他のテレビ、ネット中継はありませんので、錦織の試合を観るなら、完全独占生中継のWOWOWがおススメです。
是非皆で応援しましょう!
コメント