相手途中棄権で初戦突破!
先程行われた、全米オープン1回戦。
今大会第7シードで世界ランク7位の錦織圭が、世界ランク205位のマルコ・トルンゲリッティ(アルゼンチン)を、6-1、4-1の途中でトルンゲリッティが途中棄権したため、錦織が初戦を突破し、2回戦進出を決めました!
おめでとうございます。
ヨッシャー!!
トルンゲリッティについては最後までプレー出来ずに残念だったと思いますが、錦織にとっては、まずは良かったと言って良いのではないでしょうか。
奇数年に初戦を突破したのは初めてですから、ようやくそのジンクスを破れたということにもなりますね。
どんなカタチであれ、初戦をまず勝ててホッとしました。
この調子で2回戦も頑張って欲しいなと思います。
初戦突破もサービスゲームが課題
ウィンブルドン以降、前哨戦3試合では1試合も勝てていなかったので、この勝利は久しぶりの勝利となりました。
序盤こそ飛ばして、積極的に攻めに行った錦織でしたが、ダブルフォルトが目立ったりなど、サービスゲームでのミスが少々気になりましたよね。
これが試合勘だったり、試合数をこなしてこなかったことの代償なのでしょうか。
今日の試合も、わずか46分という短時間で、トルンゲリッティが途中棄権となってしまったため、出来ればもう少し錦織の試合が観たかったなと思います。
恐らく錦織自身も、出来れば試合勘を磨くためにも、もう少し長い時間試合をしたかったのではないでしょうか。
でも裏を返せば、こんなに短い時間でグランドスラムの初戦を勝つことが出来たわけですから、フィジカル的には本当に良かったと思うべきなのでしょう。
トルンゲリッティには申し訳ないですが、体力が温存できたという意味では、本当に今日はラッキーだったのかなと。
これで中1日空けて2回戦となりますので、休養と調整を重ねて、十分な準備に充ててもらいたいなと思います。
試合の振り返り
今日のニューヨークは晴れ。
気温は18度。
日差しはありますが、まだ暑くはないようです。
日本時間の深夜午前0時03分に、両選手が入場してきました。
今日の錦織のウェアは、白いバンダナ、青、白、オレンジの3色NEWウェアです。
コイントスに錦織が勝って、いつものようにレシーブを選びました。
ウォームアップ後、試合がスタート。
トルンゲリッティのサービスから試合がスタートします。
まずは第1セット。
第1ゲームは、錦織のフォアのウィナーなどストロークで積極的に攻め、40‐0と3本のブレークポイントが来て、1本戻されるも、ブレークに成功!
第2ゲームは、錦織のサービスポイントやストロークで攻め40‐0になったところから、2本のダブルフォルトとミスショットで、40‐40に追いつかれます。
そこから冷静にストロークで攻めてキープ。
第3ゲームは、錦織のバックのウィナーなどストロークで攻めて、、40‐0と3本のブレークポイントが来て、一気にブレークに成功!
第4ゲームは、錦織のダブルフォルトやミスショットなどで40‐40に追いつかれます。
錦織がストロークやサービスで攻めてキープ。
第5ゲームは、トルンゲリッティのサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!
第6ゲームは、錦織がロングラリーを制すなど、ストロークで攻めてラブゲームキープ!
第7ゲームは、錦織のリターンエースやトルンゲリッティのミスショットで40‐0と3本のセットポイントが来ます。
2本戻されるも、最後はリターンエースを決めてブレークに成功!
ここまでの試合時間は25分でした。
ここで錦織はトイレットブレークを取ります。
続いて第2セット。
錦織のサービスからゲームがスタート。
NEWボールになります。
第1ゲームは、錦織がストロークで攻めて難なくキープ。
第2ゲームでは、トルンゲリッティのダブルフォルトやミスショット、錦織のパッシングショットなどで40‐15と2本のブレークポイントが来て、最後もリターンエースでブレークに成功!
第3ゲームでは、錦織のサービスポイントやストロークで攻めてラブゲームキープ!
ここでトルンゲリッティのところにトレーナーが来て、話をしています。
どうやら脇腹か腰?の辺りを痛めたようで、メディカルタイムアウトを取り、マッサージの治療を受けています。
治療が終わり、試合が再開されます。
第4ゲームは、トルンゲリッティのサービスポイントやストロークで攻めて難なくキープ。
第5ゲームは、錦織のダブルフォルトやミスショットがあるも、サービスポイントなどでキープ。
第6ゲームは、トルンゲリッティのダブルフォルトなどのミスや錦織がストロークで攻めて40‐15と2本のブレークポイントが来たところで、トルンゲリッティが試合を諦めます。
これで錦織が2回戦を進出を決めました。
トータル試合時間は46分でした。
お疲れ様でした。
ファーストサーブはどうだった?
錦織自身も課題として挙げているファーストサーブですが、今回の調子はどうだったのでしょうか?
今日のファーストサーブの確率は2セット途中までですが、57%で、あまり良くはなかったですよね。
今日良かったのは、ファーストのポイント獲得率と、ウィナーの数でしょうか。
要はリターンゲームでは、リターンエースを始め、ウィナーもけっこう取っていましたし、ストロークで攻めてもいましたよね。
ミスショットはありましたが、それでも初戦にしてはまずまずだったのではないでしょうか。
ここから状態を上げていって欲しいなと思います。
錦織の試合後のコメントとは
「いい選手なので最後まで試合できず残念。今日は調子は良かった。全米は多くのファンの中でプレーできるのでエキサイティングだ。これからダウンタウンにショッピングに出かけたい(とジョークで会場を沸かすリップサービス)。2回戦へ向けて体調を整えていきたい」
次戦(2回戦)の対戦相手は?
錦織の次戦(2回戦)は、世界ランク108位B・クラーン(アメリカ)と対戦します。
次戦の2回戦は中1日空けて、日本時間の8月29日(木)深夜24時の予定です。
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