西岡 ATPツアー準優勝!
米国時間2020年2月23日に行われたデルレイ・ビーチオープン決勝戦(ATP250)。
世界63位の西岡 良仁(24)は54位のライリー・オペルカ(22)に敗れたものの、堂々の準優勝!
惜しくも優勝は逃しましたが、試合は2時間を超えるフルセットまでもつれ、5-7、7-6、2-6。
最後まで手に汗握る激戦でした。
いや~本当にあと一歩。。惜しかった。
今回は残念でしたが、次回は自身2回目のATP優勝トロフィーを掲げられるように頑張れ、西岡!
ランキングは自己最高の48位へ!
決勝で敗退しましたがとても良い1週間でした。自己ベスト更新、2回めの決勝進出大きな一歩です。
既にもう飛行機でドバイに向かいます。沢山の応援ありがとうございました。
Lost in final but I had great week in Delray Beach. I’m already airplane and off to Dubai. Thank you all of support. pic.twitter.com/wDoHduV7B7— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) February 24, 2020
西岡はこの準優勝でATPランキングポイント150を獲得し、2月24日付の世界ランキングで自己最高の48位に浮上しました。
2017年3月に自己最高となる58位を記録したものの、同月に左ひざ靭帯断裂の重傷。
それから約9か月間のリハビリを経て2018年1月に戦線復帰しました。
以降、右肩上がりに調子を上げて2018年9月にはATPツアー初優勝。
今回の準優勝によりようやく大ケガの前の順位を上回ることができました。
本人も「約3年前に前十字靭帯断裂からやっと更新しました。」とツイート。
一つの大きな目標をクリアした様子が伺えます。いや~本当に素晴らしいです!
若くして大ケガを負い、精神的にも身体的にも長く辛い日々が続いたことと思います。
それをようやく乗り越えての自己最高順位達成という気持ちを想像するととても感動しました!また東京オリンピックの出場条件の一つである、世界ランク56位の壁も突破しましたので、この調子で頑張ってください、応援しています!

身長211cmのビッグサーバー ライリー・オペルカ
この試合、際立ったのは両者の身長差。
西岡の170cmに対し、オペルカはなんと211cm!(ATPランカー史上最高身長)
ちなみに錦織は178cm。
2m超の巨体から繰り出されるサーブは220km/hを超え、エースを連発。
西岡のサービスエース 3本に対し、オペルカは27本を記録しました。
テニスは階級別のスポーツではありませんが、ある程度体格が大きい方がサーブや体力が有利ですので、西岡は良く健闘してくれたと思います。
ちなみにオペルカの自宅は会場のデルレイ・ビーチテニスセンターから10分圏内にあり、優勝インタビューでは「I love playing in Delray」と答えていましたので、ホームゲームでの慣れ親しんだ空気とファンの声援が彼の勝利をあと押ししてくれたのでしょう。
西岡 次回試合予定
西岡の公式サイトによると現時点(2020/2/24)で次戦は未定です。
今回は優勝こそ逃してしまいましたが、前月の国別対抗戦ATPカップでのナダルとの接戦といい、着実に力をつけてきてましたので、今度こそは2勝目を掴み取ってください!
また、西岡の活躍が錦織の良い刺激になっていることを期待しています!
錦織も間もなく復帰して、またハラハラドキドキのたまらない試合を魅せてくれることを心待ちにしています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
この記事がお役に立てたなら幸いです。
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